対策2:本音を感じ、願いを叶える
原因が「本音を隠している場合」は、自分のなかの忘れ去られた「本音を感じ直し、願いを叶えてあげる」ことで解消していきます。
先ほどの「アンビバレント」の歌詞に出てくる架空のBちゃんの本音とその奥に隠された願いは、「ひとりぼっちは淋しい。本当は分かり合える友達がほしい」になります。
まず、その本音を見つけてあげるだけでも人の心というのは癒されていきますし、バラバラだった感情がひとつにまとまっていきます。
そこからさらによくしていくには、自分の本音に沿った願いを叶えてあげることです。
Bちゃんの場合だと、「分かり合える友達を見つけてあげること」。
そのための一歩を踏み出すこと。
習い事やバイトで新しい環境に身を置くのもいいし、インターネットで新しいコミュニティーを持つこともできます。
また、「分かり合える友達」とは具体的にどんな人かを思い描いて、そのような人はどこにいそうなのかを考えてみるのもいいと思います。
いずれにせよ、願いに対してより前向きな行動を取っていくことで、「一人になりたい、でも誰かにいてほしい」というアンビバレンスは次第に解消していきます。
本音を認めるだけで癒し効果が期待できる
願いに対して具体的なアクションを起こすことで、本音が満たされ、アンビバレンスは解消されていく
私はよく堀江貴文(ほりえもん)さんの書籍を読みます。
堀江さんは歯に衣着せぬ発言で知られていますが、こちらの書籍は「本音で生きることの大切さ」を強く訴えたものです。
「本音に蓋をしてしまう」ことが癖ついている方の応援歌になってくれることと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アンビバレンスは人の複雑な心理状態を表わしているように見えますが、実はそれそのものが自然であったり、または「拗ね」の奥に「願い」が埋まっていたりします。
この記事が、自分を知り、少しでも自分らしく生きられるきっかけになれれば幸いです。
また、「拗ね」の奥に「願い」はひとりでは探しきれないこともあります。
自分だと当たり前と思っている感情に疑問を抱くことができないのです。
アンビバレンスで苦しい時はカウンセリングという手段もおすすめします。
私もオンラインカウンセリングをやっていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。


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