【クリエイティブクラスとは?】好きなことに100%時間を使う働き方のススメ

ステップ1:「暗黙知」を持つ分野を決める(5つの問い)

「暗黙知」のイメージ画像

まず、自分が何の専門家になっていくべきかの分野を決めるため、「今、取り組みたいと思っている分野」に対し、次の5つの問いを投げかけてみましょう。

その分野に取り組むことで・・・
  1. それによって誰が幸せになるのか。
  2. なぜ今、その問題なのか。なぜ先人たちではそれができなかったのか。
  3. 過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。
  4. どこに行けばそれができるのか。
  5. 実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか。

5つの問いに具体的に答えられるほど、そのテーマは取り組むべき価値があります。


文脈で語れることは、テーマの有効性を言語化できるということ。


それは他者にも共有できる価値になる可能性を秘めているのです。


自分が取り組むべきテーマ性を決めることはクリエイティブクラスを目指す上で最も大切なステップです。


自分の過去や好きなこと、得意なこと、目指したい領域などを考え、問いに答えていきましょう。


ちなみに私は「心理学×未来予知」の分野での専門家になりたいと思っています。


私がなぜ「心理学×未来予知」という分野に至ったのか、5つの問いに答えてみましたので参考にしてください。

「それによって誰が幸せになるのか」

私の情報に触れる人々です。


心理学では、今ある悩みにフォーカスを当てて、心のブロックの解き方などを伝えることで、恋愛・親子関係・仕事などの苦しみを緩和する方法を伝えます。


未来予知の分野では、未来をよりよく生きる方法を伝えています。


今と未来の双方をカバーすることでより幅広い悩みに対応できます。

「なぜ今、その問題なのか。なぜ先人たちではそれができなかったのか」

それは、コロナウイルスによる世界的なパンデミックで、一気に働き方や生活スタイルが変容したことが挙げられます。


今後、ポストコロナでは、10年スパンで世界の激変が予測されます。


先人たちの時代は、今ほど速い時代の変革はありませんでした。


さらに心理学では今ある悩みの緩和がメインですが、より発展していくには未来を見通す力が必要になっていきます。


ポストコロナの今こそ、「心理学×未来予知」の双方の知恵が必要になってくることは確かですし、そのようなメディアもこれまでなかったため、私が先陣を切りたいと思いました。

「過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか」

これは私の実体験です。


全て自分の人生を発展させていくために必要だと確信して取り入れて来た知恵を、人に披露したいと思いました。

「どこに行けばそれができるのか」

インターネットさえ繋がればどこでも情報発信はできます。

「実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか」

私の知恵は実体験を伴うもののため、他者にはコピーすることはできません。


特に心理学は私は学問として体系的に学んできたというよりも、自分を癒す中で気づいた体験が元になっているオリジナルの物です。


まだ、ブログの文章にはこのように私のオリジナルの体験を組み込むことで、コピーはされにくいものにしています。

ステップ2:問題を見つける力

「疑問力」のイメージ画像

クリエティブクラスになっていくには、解決したい「小さな問題」を見つける必要があります。


あなたが解決したいと思う問題は他の誰かの困りごとでもあり、その困りごとを解決することで需要に繋がるためです。


幸いインターネットが発達した今、小さな需要でも工夫次第で世界70億人のマーケットに繋がっていけます。


ここで、たった一人の少年の問題を解決した「プロジェクト・ダニエル」というプロジェクトを紹介します。


激しい内戦の続くスーダンで両足を失ったダニエルという少年のために、3Dプリンターで義手をつくるというプロジェクトですが、その内容が企業の宣伝にも使われ、収益に繋がりました。


問題を見つけたことで、そこにクリエイティブな事業が生まれたのです。


あなたが取り組むべき分野は「好きなこと」「やりたいこと」であるのは大前提ですが、そこに「あなたが解決したいと思う小さな問題を探す」という項目を一つ加えてみてください。


すると、自然と意識は外側に向かい、「対他者」に対してあなたの知恵を使って何ができるのかを見通すことができます。

ステップ3:「思考体力」を磨く

思考する男性のイメージ

「思考体力」とは、一言で言えば考え抜く力です。


クリエイティブクラスは常に自分の問題に対して、一点を深く掘り進めるように考えていきます。


まるで研究者のように没頭していくため、彼らには形式的ではない、深い洞察の知識が蓄積されていくのです。


思考体力を磨くには「疑問力を磨く」ことが大切です。


「ググる」という言葉が一般化したように、何か気になることがあれば、Google検索をすれば答えが載っているというのが常識となってきました。


しかし、あなたの疑問がGoogleやヤフー知恵袋で解決してしまうようであれば、あなたの疑問力は磨かれている状態とは言えません。


まだ、この世界にない答えのない疑問が、オリジナリティある発想に繋がっていくのです。


その疑問を解決できたとしたら、あなたはその分野で第一人者になれるのですから…。


例ですが、私の小さな成功体験をお伝えしていきます。


私は「心理学×未来予測」の分野で記事を書いていますが、以前「ギバー、テイカー、診断」というキーワードで検索1位を獲得しました。


なぜ、獲得できたのかの答えは、他の記事に検索意図を満たす明確な答えがなかったからです。


そのため、自分の学びを記事に落とし込んだところ、他の記事にはない独自性が生まれ、検索1位という結果を得ることができました。

なぜ、カップラーメンは3分待たなければいけないの?

そのようなまだ解決されていない疑問を普段から持っておくことが大切です。


そして、その分野が好きなことであれば、解決のために知見を深めていくとよいでしょう。


本当に3分待たないでできるカップラーメンができたらそれは画期的な商品なのですから。


また、子供時代から思考体力を磨くことは可能です。


そのためには子供の話を親が掘り下げてあげること。


子供が「遠足が楽しかった!」という話をしてくれたのなら、どのように楽しかったのか、いつもと何が違ったのか、その出来事のどんな点にワクワクしたのか、など会話を深めてあげることで、ブレイクダウンの思考の癖付けをしてあげることができます。

ステップ4:言語化する能力(ロジック・論理力)を磨く

疑問力を磨き、特定の分野で専門家になっていく過程で欠かせないのが、自分の考えを言語化する能力です。


暗黙知を蓄えるだけで、人に言葉や文章で正しく伝える「ロジック」がなければ、それは宝の持ち腐れになってしまいます。


人にロジカルに伝えてこそ、暗黙知は輝くのです。


今後、自動翻訳も発達していくでしょうから、ロジカルに語れる能力は語学力よりも大切になっていきます。


言語化する能力の磨き方は、文章構成のフレームワークのPREP法やSDS法が使えます。

PREP法
  1. ポイント・結論(Point)
  2. 理由(Reason)
  3. 具体例(Example)
  4. ポイント・結論を繰り返す(Point)

の順番で話す文章構成法

SDS法
  1. 全体の概要(Summary)
  2. 詳細の説明(Details)
  3. 具体例(Example)
  4. ポイント・結論を繰り返す(Point)

の順番で話す文章構成法

理論的に話すことの技法を伝えている実践的な書籍も紹介しますので、ご参考にしてください。

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