ゲスデレラになるための6ステップ

ゲスデレラになるためのコツは、非ゲスデレラであることを認め、自分の問題にフォーカスし、足し算してきたものを思い切ってやめてみることです。
シンプルにこれだけ。
ただ、これには恐怖が伴うこともあります。
だって、がんばるから愛されるって信じてきた非ゲスデレラからがんばりを取ってしまったら・・・って思うじゃないですか。
「ゲスな女が、愛される」では、その工程を順を追って、チャレンジさせてくれる内容になっています。
それでは、工程を見ていきましょう。
ステップ1:自分にフォーカスする
彼のために尽くし、彼のためにがんばってしまう非ゲスデレラの努力の裏には、認めてもらうためという本音があります。
そして、認めてもらえないときは「彼が認めてくれない!」と相手を責めてしまいたくなってしまいます。
けれど、「認めてくれない」彼がいけないのではなく、「認めてくれない!」と叫びたいあなたの中に課題があるのです。
ステップ1では問題を自分のものとして責任を取り戻すという工程です。
あなたが変われば、世界は変わります。
まずは、あなたがその意識を持てばいいのです。
ステップ2:愛されようとしない
これは難関ステップですが、ぜひチャレンジしてみてください。
非ゲスデレラは愛されることを目的に、がんばってしまうわけですが、その目的を放棄してみて欲しいのです。
なぜなら、そのままであなたは素晴らしいから。
わざわざ愛されようとしなくてもあなたは十分素敵だから。
努力して、自分の欠けた部分をカバーしなくても、はじめから欠けてなどいないのです。
それはつまり、「ダメ」だと思ってきた自分をあなた自身が認めるということ。
みっともなくても、ダサくても、感情ドロドロでも、家事できない干物女でも、それでもいいんです。
ステップ3:人に優しくしない
これまで人に尽くしがちの非ゲスデレラは、ついつい、なんでも人のお世話をしがちです。
受け取り下手どころか与える一方!
その根っこには自己卑下や認めて欲しいという承認欲求があるものですから、その行動をなかなか手放すことができません。
でも、非ゲスデレラを脱していくために、まず、与える一方の行動をストップしてみましょう。
あなたは与えなくても、その価値は変わらないのです。
本当はそこにいるだけで価値があるのです。
与えるのをやめた時、「あ、それでも私は大丈夫」と思える瞬間がきます。
まず、その経験をしてみてください。
ステップ4:人に迷惑をかけてみる
これは努力をして、人に好かれる「いい子」をやってきてしまった非ゲスデレラへの荒療治です。
人に迷惑なんかかけちゃいけない!
そう信じてきた非ゲスデレラには大変ですが、これもできるところからチャレンジしてみてください。
- 掃除やってと言ってみる
- 休みの日はフレンチ食べたいと言ってみる
- 明日はお弁当作りたくないと言ってみる
はじめのうちはドキドキするかもしれませんが、小さな一歩を踏み出し続けることで、ここでも「あ、大丈夫だ」という経験を重ねることができるのです。
そして、「迷惑をかける」ということは「甘える」という言葉にも置き換えることができます。
また、迷惑をかけるということは、相手をあなたのために役立たせてあげるということです。
迷惑をかけられた相手は案外喜んで、あなたのわがままを聞いてくれることでしょう。
そして、著者が「優しくしない」のステップの後に、「人に迷惑をかけてみる」のステップを持ってきた理由も分かるでしょうか。
非ゲスデレラの癖を止めて、ゲスデレラになるための甘え上手・受け取り上手な女性へ変える新習慣を与えているのです。
ステップの順序も考えられていると感じます。
ステップ5・6は・・・
ステップ5とステップ6は、ぜひ本書で確かめて見てください。
このステップでは独自の「言ってみる」カウンセリングを確立させた著者ならではの面白い手法が取り入れられています。
正直、このやり方は私もセルフカウンセリングをしていく中で一番入りやすく、古い価値観の浄化と新しい価値観の構築に役立ちました。
私自身もカウンセリングで「言ってみる」カウンセリングはよく取り入れています。
早いし、効く。
実践してきた私が思いますが、この5.6ステップが一番強力です。
まとめ

まとめです。
ゲスデレラとは、自分のありのままを愛する受け取り上手な女性のこと。
素直に、わがままに、やりたいことやって、それでいて愛される。
女性は本来そのくらいお姫様扱いされていいのです。
また、せっかく女性として生まれたなら、そんな経験を一度くらいしてもいいではありませんか。
ゲスデレラはなろうも思えばその道は拓けるし、年齢、過去関係なく、手にできるもの。
あなたの気持ち一つで未来はいくらでも拓けるものです。
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