【HSPとは?】23の質問によるHSP診断|生きづらさの解消法あり

目次

HSPが抱える「生きづらさ」の種類と原因

生きづらい人イメージ

様々なタイプに分類されるHSPですが、どのタイプであってもDOESの特徴があるために、日常である共通の問題を抱えやすくなってしまいます。


それが、HSP特有の「生きづらさ」です。


ここでは、HSPの「生きづらさ」を外的刺激・人間関係の2つに分類して、解説していきます。

外的刺激

HSPは音・匂い・光・人混みなどの外的刺激で、予想以上に体力や精神を削られてしまいます。


イベントごとの後にはぐったりと寝込んでしまうことも。


感受性が高いために、そもそも受け取らない・気にしないということが難しいのです。


けれど、HSPの気質を肯定的に捕らえられていない場合は、「人が当たり前にできていることができない」自分を責め、「鈍感力を身につけよう!」と自分の気質とは真逆の努力をしようとしてしまいがちです。


ただ、HSPの気質はあなたの一部ですので、気質そのものを激変させていくことはできません。


できないことを頑張ることで、「刺激過多→ダウン→気質改善をしようとするがうまくいかない」といったルーティーンに陥り、生きづらさに繋がってしまいます。


この外的刺激による生きづらさの根っこには、気質への理解不足があります。


自分らしさを正しく理解できていないために、その刺激から自分を守るという手段が上手に取れないのです。

外的刺激による生きづらさの原因

気質への理解不足

人間関係

  • 人の気持ちを感じすぎてしまい、人と自分の境界線が曖昧になる
  • 相手のちょっとした仕草や表情の変化を気にしすぎてしまう
  • 相手の気持ちを考えすぎて、素直な言動ができない
  • 気を使いすぎて気疲れが激しい
  • 人に頼ることや甘えることが迷惑になるのではと思い、一人で抱え込みすぎる

人の気持ちを汲み取りすぎてしまうHSPは、人の気持ちや状況を考えすぎて、我慢してしまったり、動けなくなる傾向があります。


すると、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまい、「我慢→爆発」や「我慢→塞ぎ込む」のルーティーンになりがちです。


人が嫌いな訳ではないのですが、人の刺激から自分を守るためにどうしても一人の時間も必要なのです。


けれど、コミュニケーションの重要性が説かれる現代社会では、そんな自分の気質を「弱い」「ダメだ」と捉えてしまうことも多く、生きづらさに繋がってしまいます。


その根幹には、「自分<他人」で生きてしまう他人軸になりがちなこと。


そして、非HSPのようになれない自分を「弱い」否定してしまう自己肯定感の低さがあります。

人間関係による生きづらさの原因

他人軸になりがち、自己肯定感の低さ

【原因別】生きづらさの解消法

笑顔の女性イメージ

生きづらさの根底には「気質への理解不足」「他人軸になりがち」「自己肯定感の低さ」が挙げられます。


そして、それらに対処していくことが生きづらさを解消していく最も効果的な方法になります。


それが、

  • 気質への理解を深める
  • 自分の心の声を肯定し、自分軸で生きる

この2つです。


それでは、それぞれの対処法について解説していきます。

気質への理解を深める

「自分はこういう気質を持っている」


HSPはまず、自分の気質への理解を深めることが何よりも大切です。


理解を深めることによって、「このくらいなら平気」と自分の限界を超えて刺激を受け取ってしまうシーンを意識的に変えていくことができるからです。


私もかつて外的刺激による人疲れで悩んできました。


しかしその時はHSPという言葉も知らず、異常な人疲れをしてしまう自分を「弱い・ダメだ」と責めがちでした。


すると、ますます外に出るのが億劫になるという悪循環に…。


けれど、HSPという言葉に出会い、私の抱えてきた生きづらさは私のせいではないことを知っていったのです。


自分を知ること、その自分を守ることは自己愛への大切な一歩です。


私が自分を知るために読んできた本の中で「これはよかった!」と思える本を紹介します。


冒頭でも紹介しましたが、発行部数45万部を突破し、HSPの概念を広く日本に知らせた一冊です。


ただ、ヒットしたということだけでなく、私がこの本を良書だと伝える理由は、HSPの気質を「よいものだ」と捉え直すことが全体のテーマになっているため。


気質を変えるのではなく、自分の気質に合わせ日常のアイテムや選択を変えていく方法がとても具体的に語られています。

  • 診断テストでHSPだった
  • 生きづらさをどう解消していけばいいんだろう
  • HSPについてまず知ってみたい

そんな時、HSPへの理解を深める入門書は正直、この一冊で十分です。


そして、十分に気質への理解を深めたなら、日常で積極的に外的刺激から自分を守るアイテムを取り入れてみてください。


音の刺激から自分を守るには、ノイズキャンセリングイヤフォンや耳栓がいいでしょう。


HSPの人向けのノイズキャンセリングイヤフォンや耳栓は「【保存版】HSPの音対策に最適!ノイズキャンセリングイヤフォンと耳栓5選」で詳しく紹介しています。


視覚は、縁付きの伊達メガネやサングラスで視覚情報を絞るのもいいと思います。



インナーにも肌触りのよい物を。


身にまとう香りもお気に入りのアロマやハンドクリームを見つけてみましょう。


HSPはリラックス効果のあるセロトニン分泌を促す、香りケアがおすすめです。


おすすめのか香りケアや防臭アイテムは「嗅覚が鋭い!HSPの刺激対処法【匂いが辛い時、どうしたらいいの?】」で詳しく紹介しています。



とにかく、刺激から大切な自分の感覚を守る意識でアイテムを選んでいってください。


少しのひと工夫で日常がずいぶんと楽になっていきます。

自分の心の声を肯定し、自分軸で生きる

HSPは、人のことを分かってしまうために、優しさから自分よりも他人を優先させてしまう傾向があります。


やりたくないけど求められているから…。

休みたいけど相手が困っているなら…。


けれど、そうして無理を重ねた結果、「生きづらさ」へと発展してしまうのです。


そのためHSPこそ、自分の心の声を大切にし、まず自分ファーストになっていく必要があります。


「やりたくないけど求められているから」なら、「やらない」という選択肢を取ってみてください。

「休みたいけど相手が困っているなら」なら、「休む」という選択肢を取ってみてください。


その選択が状況的にどうしても取れない時は、後ほど、自分を休めるような時間を設けるよう工夫をしてもいいでしょう。


自分の心を壊してまで、相手に尽くすことは双方に取ってよくない結果を招きます。


自分が本当はどうしたいのか。


状況・環境・人はさておいて、自分の心を中心に生活をしていくと、感じてしまうけど受け流せるというしなやかさを身に付けることができ、結果、「感じてしまう」ことがそれほど気にならなくなります。


自分の心の声を感じる方法はいくつかやり方があります。


【極意】HSP(繊細さん)が楽に生きる方法|結論=HSPの気質と本音を大切にする!」で、詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

また、自分軸の作り方は「【保存版】自分軸の見つけ方と作り方|今からあなたの信念が分かる!」でも紹介しています。

まとめ〜HSPかもしれないあなたへ〜

HSPイメージ画像

いかがだったでしょうか。

  • HSPとは何か
  • 診断テスト
  • HSPタイプ
  • HSPが抱えやすい生きづらさの原因と対処法

について書いていきました。


「HSPかもしれない」と思った時は、まず自分を知ろうとする自己理解が大切な一歩となっていきます。


この記事が、「HSPかもしれない」と悩むあなたの役に立てますように。


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • HSP診断を病院でうけようとおもったきっかけになりました。
    ありがとう^^

    • 拙い記事ですがお役に立てて幸いです^^

      こちらこそ、本当にありがとうございます(o^^o)

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