この記事では、HSPの持つ6つの才能とその才能を開花させる手順を4ステップでお伝えします。
- HSPが天才なのか知りたい
- HSPにはどんな才能があるのか知りたい
- HSPの才能を開花させたい
この記事を書くのは心理学専門のブロガーのゆめです。
私自身が繊細な感覚を持つHSPで、かつてはひどい人疲れに悩まされていました。
けれど、HSPが持つ才能の活かし方を知ったことで、人疲れからも解放されました。
同時に、自身の持つ感受性や共感性、そして表現力を使い、
私と同じように悩んできた人々に向けて日々このブログを書いています。
それでは、本編に入る前に、大切な結論からお伝えしていきます。
HSPは他の人にはない繊細な感覚を持ち合わせた「天才のたまご」です。
その才能は以下の6つ。
- きめ細やかな感受性
- 深い思考力
- 鋭い直感力
- 豊かな表現力
- 分かち合う共感力
- 人を思いやる良心
そして、才能の活かし方は次の4ステップです。
ステップ1 自分がどうしたいのかに軸をおく
ステップ2 才能を大切に扱う
ステップ3 才能を積極的に使っていく
ステップ4 6つの才能を繋ぎ合わせる
特にステップ4が強力です。
HSPの才能を活かしながら自分も人も幸せにし、社会で大きく羽ばたいていく人も現れる可能性がある方法になります。
ぜひ、最後までお読みください。
また、この記事はHSP専門カウンセラー武田友紀さん著作の今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリストを参考にしています。
HSPの才能を知るのに最適な一冊です。
HSPとは?
HSPとは、“Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)”の略。
「人一倍繊細な人」のことです。
HSPはそうでない人に比べて、共感の働きを生む”ミラーニューロン”という神経細胞が働きやすいことが分かっています。
そんなHSPには次の4つの特徴があります。
D …深く考える(Depth)
O …刺激を受けやすい(Overstimulation)
E …感情が動きやすく、共感性が高い(Emotional and empathy)
S …些細なことにも敏感(Sensitivity)
これらの特徴はHSPの悩みの原因にもなることが多いものです。
刺激などに弱く、人の気持ちを汲み取りすぎてしまうため、人疲れや気疲れなどのキャパオーバーを起こしやすくなってしまうのです。
HSPについては「【HSPとは?】23の質問によるHSP診断|生きづらさの解消法あり」でも詳しく解説していますのでご覧ください。
HSPは天才って本当?
「HSPは天才って本当?」
その答えはYESです。
もしくは「天才のたまごである」の方が正しいかもしれません。
HSPは5人1人の割合でいる「人一倍繊細な人」ですが、その時点で、5人1人にしかない能力を持ち合わせているとも言い換えることができます。
「人一倍繊細である」事実をどう捉えるかによって、能力は問題にもなり、才能にも変化していきます。
HSPの能力を活かし、活躍している方の一例をご紹介します。
日本のお笑いタレントの田村淳さんは2019年に、HSPであることを公表しました。
田村淳さんは、周囲の人の「表情」や「声の温度」によく気がつき、そのことをMCの仕事に活かしているそうです。
女性アイドルグループ「SDN48」のメンバーであり、現在は作家・ライター・コラムニストとして活躍されています。
音の大きさ、人の感情のわずかな起伏、匂いなどに敏感な大木亜希子さんですが、その繊細なセンサーを小説の表現に活かしているそうです。
2人とも、HSPを「宝」や「才能」であると公言しています。
このようにHSPの気質を才能へ昇華させていくためには、まず、HSPの気質の捉え方が大切になってきます。
HSPが持つ6つの才能
HSPには、6つの生まれ持った才能があります。
それでは才能を一つずつ紹介していきます。
才能1:きめ細やかな感受性
繊細なことにも気がつく「きめ細やかな感受性」がひとつ目の才能です。
「感じる」というセンサーが人よりきめ細かく、繊細にできているのです。
私のイメージでは、非HSPのセンサーは太く短く、HSPのセンサーは細かく長くできているように思っています。
その感受性は人の表情や空気感から状況を察する感覚の他、「触覚」「聴覚」「視覚」「嗅覚」「味覚」の五感を使い、発揮されていきます。
- 人が気づかない些細な改善点に気がつく
- 相手のニーズを感じ取り、先回りでケアできる
- 相手のいいところを見つける
- 相手の動作を真似て、自分のものにできる
- 感動的な物をたくさん見つけることができる
- 「触覚」「聴覚」「視覚」「嗅覚」「味覚」の感覚が優れている
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