相手の顔色を見て、振り回される恋愛はもうやめたい。
自分軸になっていい恋愛を引き寄せるにはどうしたらいいのかな?
他人軸の恋愛は、相手に自分の価値を委ねてしまっていて苦しいよね。
自分軸になれれば、それだけで恋愛が健康的に幸せなものに変化していくよ。
さらに引き寄せの法則を使うことでより、自分の欲しいものを明確にして、条件に見合った相手を引き寄せやすくなるんだ。
この記事では、自分軸になる3つの方法と理想の恋愛相手を引き寄せるワークをお伝えするよ!
- 自分軸と他人軸の恋愛の違い
- 自分軸になる3つの方法
- 理想の恋愛相手を引き寄せるワーク
私は長年、他人軸の恋愛を繰り返し、恋愛をするほど、苦しくなっていました。
そんな私が、心理学やカウンセリングの世界と出会い、現在では理想のパートナーと自立した恋愛関係を築いています。
この記事では、現在カウンセラーとしても活動する私が実際に行ってきた自分軸になるための方法と引き寄せワークを紹介します。
「理想の恋愛相手を引き寄せるワーク」では、あなたの本当に一緒にいて心地よい相手像を定め、引き寄せることができます。
ぜひ、紙とペンをご用意の上、取り組んでみてください。
他人軸と自分軸の恋愛の違い
他人軸と自分軸に恋愛の違いは、「自分ありき」か「相手ありき」かということができます。
他人軸の恋愛は、自分の幸せを相手に委ねてしまっており、相手の機嫌・態度・状況にあなたの幸せが大きく揺らいでしまいます。
相手から連絡がなければ、不安になり、仕事ややるべきことが手につかなくなることもしばしば。
相手の状況が見えなくても、「自分のせいかもしれない」という気持ちが勝手に大きくなったり、常に相手の顔色をうかがうなどして、対等な恋愛関係を築きにくくなってしまいます。
尽くしても尽くしても、まだ足りないような気持ちがして、相手からの「愛を乞う」状況に陥ってしまい、恋愛で幸せよりも不安・恐れを感じやすいことが特徴です。
一方自分軸の恋愛は、自分の幸せの手綱を自分で握っている状態です。
自分のために相手と付き合うし、自分がしたいから相手に愛を注ぐのであって、相手からの見返りありきではなく、自分が「〜したい」「〜でありたい」という欲求のもと恋愛関係を築いています。
また自信があり、自分を責めることはしないので、相手から連絡が途絶えても「どうしたの?」と気軽に連絡をすることができます。
重くなく、軽やかな気持ちで恋愛をしているので、幸せを感じやすく、お互いに素直な気持ちを出せる心地よい恋愛がしやすいことが特徴です。
自分軸と他人軸の違いは「【自分軸・他人軸の違い】他人軸になる原因と自分軸で生きる4ステップを解説」でも詳しく解説しています。
また、恋愛で他人軸になってしまう原因は「自分軸で恋愛をするための方法4選【原因解明】他人軸になってしまう理由」でも書いていますので、合わせてご覧ください。
自分軸になる3つの方法
幸せな恋愛関係を築く上で欠かせない、自分軸・他人軸という考え方。
ここでは具体的に自分軸になるための3つの方法について解説していきます。
健康的な恋愛をする上で大切なのが、まず理想の相手を引き寄せようとすることでなく、あなたの軸を見つけていくことです。
自分の軸が弱いまま恋愛をしても、苦しい恋愛関係に陥ってしまいますので、まずはあなたという軸を強くする訓練をしていきましょう。
方法1:自分の願いを叶える
自分軸を強くする上で効果的なのが、「自分の願いを叶える」ということです。
他人軸で生きてきた人は、とにかく「自分の願いを叶える」ことが苦手。
「願いを叶える=わがまま・自分勝手」と思い込んでいることも多く、人に甘えることも苦手としています。
そのため、まず自分がどうしたいのか、心の声に耳をすまして、その小さな願いを救いあげるところからはじめてみてください。
- 今日は家事をサボりたい
- 飽きるまで漫画を読みたい
- 散歩に行きたい
- 最近できた近所のカフェに行ってみたい
そんな小さな欲求を一つ一つ叶えていきましょう。
そして、できるなら日記をつけるなどして、「願い」と「願いを叶えた自分」を肯定する言葉を書いてみましょう。
願いを叶えるワクワクとした気持ち、嬉しい気持ち、満たされる気持ちを自分の中で噛み締めるように味わってください。
そして、一人で願いを叶えることができてきたら、次は恋人や友人に自分の願いを伝えるお願いをしてみましょう。
棚の上の本を取って
はじめは、このようなほんの小さなお願いからはじめても結構です。
できたら
- 今度の日曜、映画に一緒に行きたい
- イタリアンが食べたい
- 今夜、話を聞いてほしい
など、あなたの願いを相手に伝える訓練をしていきましょう。
「自分がどうしたいのか」とそれを叶える訓練は次第にあなたの軸を強くしていってくれます。
ただ、相手にお願いをする上でそれが全て叶わなくても落ち込みすぎないよう注意をしていきましょう。
「自分の願いを我慢せず表現する」ことが目的であって、相手にあなたの幸せを委ねすぎることは他人軸の行為になってしまいます。
方法2:アファメーション
続いて、自分軸を強くするのに、効果的なのがカウンセリングの現場などで使われるアファメーションという手法です。
カウンセリングの現場などでよく用いられる「自分自身への肯定的な言葉がけ」やその行為を指します。
元々は「肯定する」という意味のラテン語、アフィルマレ(affirmare)が語源。
その目的は、「私は〇〇である」と宣言することで、自分の思考の方向性を決定づけたり、繰り返し言うことで新しいセルフイメージや価値観をつくりあげることにあります。
他人軸の人は、とかく自己評価が低く、「愛されている」実感が乏しいことが特徴です。
そのため、恋愛で相手ありきの行動をしてしまい、振り回されてしまうのです。
そのような恋愛を脱却していくために、まずは自分が愛されているということをアファメーションで刷り込んでいきましょう。
おすすめの言葉は
どうせ、私は愛されている
です。
「どうせ、私は愛されている」の「どうせ」には、何があっても・結局という前向きな意味が込められています。
毎日呟くことで、「愛されている現実」に目を止めやすくなっていきますので、非常におすすめです。
例えば、友人やパートナーのふとした気遣い。
上司の評価など。
普段は何気なく過ぎていたことが、「私は認められているし、愛されているんだ!」と捉えられると、相手ありきの恋愛を脱していくことができるようになります。
同時に、「愛を求めること」が行動の目的だったものが、自分のやりたいことをやろうという目的に変化しやすくなります。
このアファメーションは、性格リフォームカウンセラーとして有名な心屋仁之助さんが著書「ゲスな女が、愛される」の中でおすすめしているもの。
「ゲスな女が、愛される」は、他人軸の人の恋愛を自分軸に変化させていくための恋愛指南書としてとても優秀ですので、気になる方は手に取ってみてください。
詳しい書評は「【ゲスで愛されるゲスデレラ】心理恋愛バイブル「ゲスな女が、愛される」解説」もどうぞ。
また、自分軸になっていくために読むべき本は「【自分軸になるために読むべき本5選】自分軸を強化し、思い通りの人生を!」でもまとめています。
ぜひ、あなたに合った一冊を見つけてみてください。
方法3:カウンセリング
カウンセリングは自分軸強化で最もパワフルな手段です。
日本だと、心の不調にカウンセリングを使うのはまだまだ一般化していませんが、ヨーロッパやアメリカではカウンセリングは日常にとても自然に溶け込んでいます。
体調が悪いと医者にかかるのと同じくらい自然に、自分軸構築のため、カウンセリングという手段も考えてみてください。
なぜなら、恋愛で他人軸になってしまっている原因は、幼い頃、あなたが親子関係の中で構築してきた「愛の設計図」に傷がついていることにあるためです。
あなたが、家庭の中で「条件付き」でしか愛をもらえなかったため、尽くして、いい子にして、評価を気にして、相手から「愛を乞う」というスタイルが身についてしまっているのです。
このスタイルを根本から変えていくには、インナーチャイルドというあなたの内側にある傷ついた価値観を癒していく必要があります。
インナーチャイルドやインナーチャイルドと恋愛の関係については次の記事もご参照ください。
この傷を癒すのに、最も最適なのがプロのカウンセラーによるカウンセリングです。
カウンセリングと一言で言っても、催眠療法、インナーチャイルドワーク、退行療法、グループワークなど様々あります。
まずは、気になるカウンセラーを見つけてみて、その人を訪ねてみてください。
私もインナーチャイルドワークと対話を用いたカウンセリングをしていますので、私の言葉に共感をしてくださった方は、お気軽にお問い合わせください。
私自身もカウンセリングを通して、人生と恋愛を変えてきた一人です。
カウンセリングは時間・お金ともにかかるように思いますが、長い人生を考えた時、今この時から真剣に自分に向き合うことが結果早道になっていきます。
不自由な恋愛で苦しいと思う時こそ、逆に傷を癒すチャンスになりますので、不安を抱えたままでいいので、一歩を踏み出してみてください。
理想の恋愛相手を引き寄せるワーク
それでは、いよいよ「理想の恋愛相手を引き寄せるワーク」をやっていきましょう。
まず、具体的なワークに入る前に引き寄せの法則の仕組みを解説していきます。
引き寄せの法則とは、人にもともと備わっている自動ファーカス機能「カクテルパーティー効果」を利用したものです。
カクテルパーティーのように大勢の人がバラバラに話をしている中でも、自分に関連性の高いキーワードや会話を無意識に聞き取る効果のこと。
1953年、心理学者のコリン・チェリー氏によって提唱されました。
誰かが自分のことを言っているのに思わず耳をそば立てたり、うるさい環境下でも気になる相手の声だけよく聞こえるといった経験はないでしょうか?
このように人は「自分に関係している」「自分が興味のある」音声情報を無意識でキャッチしにいく傾向があるのです。
カクテルパーティー効果は、無意識の音声情報の選択をさしたものですが、人が無意識でキャッチするのは何も音声情報だけではありません。
人はあらゆる情報の中で「自分に関係している」「自分が興味のある」のものを無意識にキャッチしにいきます。
そのため、自分軸を中心に「理想の恋愛相手」を自覚し、そこに強い興味を持つことで、そういった相手の情報をキャッチしやすくなるのです。
これが、あなたがほしい相手を引き寄せる仕組みです。
では、実際にやっていきましょう。
ぜひ、紙とペンをご用意の上、取り組んでみてください。
- 「相手があなたをどう扱ったら幸せなのか」の条件を100個箇条書きにする
- その紙を時折眺めて、ワクワクする気持ちを味わう
それでは、それぞれのポイントを解説していきます。
❶「相手があなたをどう扱ったら幸せなのか」の条件を100個箇条書きにする
ここでは「自分軸」を意識してください。
ポイントは「あなたがどう扱われたら幸せなのか」に、目を止めていくことです。
よく恋愛の条件として学歴や収入、ルックスが挙げられますが、その条件を満たす相手があなたを大切にするかどうか別なのです。
収入が高くても恋人にお金を使いたくないと思う人もいます。
ルックスがよくても浮気症な人もいます。
もちろん、学歴や収入、ルックスも条件として大切であれば入れてもいいのですが、その上でどう扱ってくれる相手がいいのか、というあなたの願いに目を止めていきましょう。
- レディファーストでドアを開けてくれるなど、きめ細やかな気遣いをしてくれる
- イベントごとも覚えて、サプライズをしてくれる
- 料理を振る舞ってくれる
- ハグなどのスキンシップを毎日してくれる
など。
とにかく、あなたが心地よいと思えることをしてくれる条件を細かに書き出していきましょう。
あなたが、本当に心地良ければ、あなたを愛する相手も幸せなのです。
願いにブレーキをかけず、「わがままかな?」と思えるものも書いていって大丈夫です。
❷その紙を時折眺めて、ワクワクする気持ちを味わう
理想の相手の条件を書いた紙を時折、眺める習慣を持つことで、「この人が自分の前に現れるんだ」をいうドキドキ・ワクワクする感覚を味わいましょう。
このドキドキ・ワクワクする感覚というのがとても大切です。
「ドキドキ・ワクワク」は気持ちの高鳴りであり、未来への期待です。
興味を持って理想の相手を描くことで、次第に現実世界でもその条件に見合った相手を無意識で探し始めます。
また「ドキドキ・ワクワク」といった感覚は、日が経つにつれて薄れていく傾向がありますが、それでも問題ありません。
「こういった人が私の目の前に現れて当然だ」くらいに思えたり、条件すら忘れている頃に、引き寄せは起きやすくなっていきます。
まとめ〜自分軸で理想の相手を引き寄せよう!〜
以下、この記事のまとめです。
他人軸…相手に自分の幸せを委ねてしまうため、ご機嫌伺いや顔色を見る苦しい恋愛になりやすい
自分軸…自分の幸せは自分で手に入れるため自立した恋愛になる
- 自分の願いを叶える→自分の欲求を救い上げる訓練。また相手に伝える練習
- アファメーション→おすすめは「どうせ、私は愛されている」
- カウンセリング→インナーチャイルドから癒し、根本から自分軸を構築するのに最も効果的
- 「相手があなたをどう扱ったら幸せなのか」の条件を100個箇条書きにする
- その紙を時折眺めて、ワクワクする気持ちを味わう
自分軸を構築し、さらに本当にほしい理想の相手を描くことであなたの理想とする相手を引き寄せることができます。
自分軸になって、本当に幸せな恋愛へと踏み出しましょう!
あなたが心から満たされる恋愛ができますように。
応援しています。
最後に。
自分軸で生きていくための完全ロードマップは「【保存版】自分軸とは?|自分軸で生きていくための完全ロードマップ」でもまとめていますので、合せてご参照ください。
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