自分軸で生きていくために読むといい本ってあるかな?
自分軸を強くして、人に振り回されずに生きていきたい!
自分の人生を力強く生きていくために欠かせない自分軸という考え方。
この記事では自分軸を育むのに最適な本を5冊紹介するよ。
どれも人生に大切なエッセンスが入った一冊だから、紹介内容を読んで、自分に合ったものを選んでみてね。
- 自分軸をつくるのに最適な考え方が詰まった本を5冊紹介
自分軸で生きるとどうなるの?
自分軸の「軸」とは、「人生における主軸」を意味します。
つまり自分軸とは、人生の主軸を「自分の価値観」においた生き方のこと。
対して、他人軸は人生の主軸を「他人の価値観」においた生き方のことです。
他人軸の人は「他人の価値観」が人生の中心にあるため、周囲の意見や評価に振り回され、生きづらさを抱えやすくなってしまいます。
「〜しなければならない」といったルールで自分を縛ってしまうため、好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかといった素直な気持ちでの行動が取れなくなってしまうのです。
一方、自分軸で生きている人が大切にしているのは「〜したい」といった信念や感情です。
「それをやりたいか」
「行きたいか」
「楽しいか」
そういった、自分の価値観と照らし合わせて行動を決めているため、他人に振り回されることなく、ストレスを抱えにくいことが特徴です。
また、自分軸で生きると次のようなメリットが得られます。
- 自己肯定感があがる
- 自分の気持ちと人の気持ちの両方を大切にできる
- 他人の評価が気にならなくなる
- やりたいことが増え、意欲的になる
- 本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになる
- 付き合いたくない人との関係が終わる
- 他人と比べなくなる
- 自立した恋愛ができる
自分軸と他人軸の違いや、他人軸になってしまう原因は「【自分軸・他人軸の違い】他人軸になる原因と自分軸で生きる4ステップを解説」でも解説していますので、合わせてご覧ください。
自分軸を作るおすすめの本4選
人生を輝かせていくために欠かせない「自分軸」という考え方。
ここでは、自分軸を作っていくにあたって、読むべき本を4冊紹介します。
番外編も入れると5冊の紹介です。
それでは、早速行ってみましょう!
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
1冊目はアドラー心理学の名著である「嫌われる勇気」です。
ハウツー本ではないのですが、自分の軸を持つことの大切さや幸せに生きていく秘訣が凝縮して詰まっています。
アドラー心理学の極意とは「自分を中心」に据え、物事を考えること。
つまり自分軸の考え方、そのものなのです。
そして、自分軸で生きていく秘訣がタイトルにもある通り、「人から嫌われる勇気を持つことだ」とこの本では語っています。
生きていく上で誰しもが直面する悩み、それが「対人関係」です。
特に他人軸で生きている人は「周囲の人に嫌われたくない」と自分を押し殺している傾向があります。
- 上司に評価をされようとする
- SNSで「いいね!」欲しさに周りに迎合するメッセージを書く
など、現代社会では、承認を強く求めすぎてしまう傾向があります。
強い承認欲求を持つと、人はどんどん不自由になっていきます。
「嫌われる勇気」では、そんな現代人が抱えやすい悩みを持った青年が、アドラー心理学を習得した老人「哲人」を訪ねるというストーリーで展開されていきます。
そして、「今、この瞬間から幸せになれる方法」が伝えられていくのです。
読者は青年に感情移入しながら読み進められるため、次第に青年のメンタルブロックが剥がれていくのを自分ごとのように感じることができます。
悩みから解放されていく爽快感、読み終えた後の晴れ晴れとした気持ちはこの本でしか味わないものです。
自分軸とは何か?
人はどう生きていくべきか?
幸せになるには?
その基本がしっかり詰まった本になるので、まだ読んでいない方はぜひ手にとってみてください。
つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法
3ヶ月は予約が取れないことで知られる人気カウンセラー根本裕幸(ねもと・ひろゆき)さんが書いた、自分軸を構築のためのハウツー本です。
自分軸構築の流れを7日間のプログラムに落とし込んだ一冊で、実際取り組んでいくことで気持ちと行動に大きな変化が表れるようになります。
プログラムの流れを紹介します。
〔1日目 自分に許可を出す〕
〔2日目 ライフワークに必要な自己肯定感を高める〕
〔3日目 ライフワークを生きるための材料を集める〕
〔4日目 ライフワークを描く〕
〔5日目 心理的ブロックを取り除く〕
〔6日目 ライフワークを生きるマインドを整える〕
〔7日目 ライフワークを生き始める〕
まず、「やりたいことをやって生きていい」と言われたところで、「〜すべき」「〜でなくてはならない」という他人軸の価値観に縛られているとその一歩が踏み出しにくいことが特徴です。
根本さんのプログラムは、まず自分自身に「やりたいことをやって生きていい」と許可を出すところから始まります。
また具体的な許可の出し方も本書で詳しく語られているので、読者がつまづきやすいポイントを拾い上げてくれています。
本書の特筆すべき点は、上記のような現役カウンセラーならではのきめ細やかな配慮です。
例えば、〔2日目 ライフワークに必要な自己肯定感を高める〕では「自己肯定感をあげる方法」が語られていますが、例えば、その中に「感謝をする」というワークがあります。
本書では、「感謝」に抵抗感がある場合の対処の仕方などがしっかりと盛り込まれているので、挫折をせずにやり抜くことができる構成になっています。
7日間のプログラムを終えた時には、あなただけのライフワーク実現に向けて歩み出せていることでしょう。
ハウツー本として、非常に優秀な一冊です。
7万部近く売り上げている「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」と合わせて読んでみるのもおすすめします。
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