理由2:やりたいことで生きていきたい
私はミレニアル世代(日本では1987年以降に生まれた世代)の人間です。
そのため、大量労働・大量消費にはあまり興味がなく、それよりも「自分のやりたいことで自己実現をしていきたい」と考えています。
目下やりたいことは「旅」。
そして、「海外移住」です。
コロナが日本でも蔓延し、一度目の緊急事態宣言が出た2020年の春、私は世界が大きく変わっていくと確信しました。
リモートワークはもっと進み、人はどこで働いていても、いつ働いてもいいくらい自由になるはず!
そう感じたのです。
そして、働き方が自由になるのであれば、もっと世界を見て回りたいと思ったのです。
人として生まれて、自由を求めることは私にとって息をするように当然のことでした。
そして、働き方を自由にして海外に移り住むためには、会社だけに頼らず、自分の力で稼いでいく手段が必要です。
私の場合は、ブログやカウンセリングがその手段になりますが、そこの収益をもっと膨らませていくべく、まずが労働時間を減らして、ブログやカウンセリングにかける時間を多くしなくていけません。
そのために、田舎に移住し、スローライフを実践していき、自分の将来のための時間投資をしたいと感じたのです。
理由3:年金制度・終身雇用の崩壊と起業家時代の到来
私が企業に頼らず、自分の力で稼いでいきたいと思っている理由の一つに、日本の年金制度と終身雇用の崩壊という未来予測があります。
日本は現在、超少子高齢化社会で、今後もその傾向が進む見通しです。
そして、日本の年金制度は若者が高齢者の支える仕組みですが、少子高齢化が進むほど、若者の負担が増え、現在の若者が年金をもらう世代になった頃には減額やもらえなくなる可能性すらあります。
「老後2000万円問題」が叫ばれている理由は、私たちが老後も自分で自分を養っていく必要があるためです。
けれど定年が60歳ではなく、65歳・70歳と伸びるほど今度は企業側が疲弊していきます。
なぜなら日本企業は長く勤めれば勤めるほど、個人の収入がアップする傾向があるため。
企業側からすると、年金制度が崩壊し、長く企業に人材が勤めるほど人件費が余計にかかってしまうのです。
これは何を意味するかというと、年金制度が崩壊すると同時に日本の終身雇用神話が危うくなってくるということ。
現に、2019年にはトヨタ自動車の豊田章男社長や経団連の中西宏明会長が、「終身雇用の限界」を訴えています。
企業はコストのかかる高齢の社員ではなく、若い人材を取りたがるでしょうし、私たちが高齢になる頃にはその傾向もより顕著になっていくでしょう。
これからは長い企業勤めではなく、自らで自らの身を立てる「起業」という選択肢も日本を担う若者は持っておく必要があるのです。
私自身も日本の未来を見据え、一人の企業家になるべく、自分のやりたいことで身を立てるための時間確保の目的で田舎でのスローライフしようと思ったのです。
田舎でのスローライフは次の時代を担う、ミレニアル世代にとってこそ最善の選択であると思っています。
それは時間を味わい、暮らすというだけでなく、自分の将来のための本当にやりたいことへの時間投資につながっていくためです。
理由4:現代の日本でベーシックインカムに期待はできない
ベーシックインカムとは、国民に対して政府が最低限の生活を送る為に必要な額の現金を定期的に支給する政策のことです。
ベーシックインカムを導入することで、最低限以上の生活を送れるようになり、ワーキングプア対策になります。
ただそれだけでなく、子どもの教育にお金をかけたり、資格取得やキャリアアップのための「チャレンジしやすい社会」への転換も期待されているのです。
日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者ひろゆき氏も、ベーシックインカムの導入を推奨していますが、2021年時点では日本への導入見込みは立っていません。
私もチャレンジをしたい人間なので、ベーシックインカムの導入に賛成なのですが、日本での導入が期待できない現在、与えてもらえるのを指をくわえて待っている訳にもいきません。
外側からの保証が期待できないのなら、田舎に移り住むという選択で、生活コストを抑えれば、それだけ自分への時間投資が可能になります。
コストを算出したところ、田舎暮らしを実現した時、都会暮らしの時よりも1ヶ月あたり7〜8万を抑えられるという計算になりました。(投資や貯金も計算に入れています)
つまり1ヶ月あたり7〜8万の労働を減らしても、生活レベルを下げずに済むということです。
その分、自分に時間投資をすることで、「自分の力で稼いで自由を手に入れる」という夢が実現しやすくなります。
スローライフや田舎暮らしの選択は私にとって、若い自分への投資手段なのです。
〜まとめ〜田舎暮らしスローライフという生き方のメリット
私の場合は、将来への時間投資という意味合いでの低コストでの田舎暮らしのスローライフという生き方を選びましたが、時間投資という意味だけでなくとも、スローライフという生き方には様々なメリットがあります。
- 自分のための時間が味わえる
- マインドフルネス生活でストレスが減る
- 田舎暮らしでは低コスト
また個人的には次の4つの理由から、スローライフという生き方を選びました。
- 労働に時間を奪われたくない
- やりたいことで生きていきたい
- 年金制度・終身雇用の崩壊と起業家時代の到来
- 現代の日本でベーシックインカムに期待はできない
大切なことは、現在の暮らしと理想とする暮らしを比べて、何が最善なのかを吟味し、信じたものを選び取るということです。
ただ、リモートワークという働き方も一般化してきた現在、自己実現のためにもっとスローライフへの敷居も低くあってよいのではと感じています。
ミレニアル世代を中心に、労働だけに人生を捧げることに疑問を持つ人が増えはじめています。
人生というもっとも尊い時間を何に捧げるのか。
その結論の一つとして、時間を味わうことの豊かさややりたいことへの時間投資として、田舎でのスローライフという生き方も今後、普及していくことでしょう。
この記事がもっと人生を豊かにしたいと願うあなたに届くことを祈ります。
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