涙のコミュニケーション:改善方法2選
涙のコミュニケーションを改善していくには、少しずつでも自分の気持ちをこまめに吐き出すという訓練が必要です。
けれど、普段から我慢することが当たり前になってしまっている状態では、瞬発的に自分の気持ちが出てきにくい傾向があります。
会話のキャッチボールの中で、すぐに「それは嫌だ」とか「私はこう思う」ということが瞬時に感じられないのです。
私も過去に我慢ばかりしていた時は、「時間をかけないと伝えたい言葉が出てこない」という問題も同時に抱えていました。
だから後日になって、やっぱり「嫌だった」「断りたかった」というモヤモヤした気持ちが湧き上がってしまうのです。
これを改善し、自分の気持ちをちゃんと相手に伝えていくためには、はじめは時間がかかってもいいので、「自分の気持ちを理解する」というスモールステップを踏み続けていく必要があります。
自分の気持ちを理解し続けていくと、会話のキャッチボールの中でも、「私はこう思う」という気持ちが瞬時に出てきやすくなります。
そして、はじめは勇気がいるかもしれませんが、少しずつ「自分の思いを人に話す」ことをトライしていくことで、涙ありきのコミュニケーションを抜け出していくことができるようになります。
そのため、まず我慢を重ねてきた人は、「自分の気持ちを理解する」ということからはじめていきましょう。
「自分の気持ちを理解する」
言葉では簡単だけど、具体的にどうしていけばいいの?
改善していきたいけれど、やり方がよくわからない。
そう思っている方もいるかもしれません。
そこで、今日からすぐに実践できる、あなたの気持ちを理解する練習法をお伝えします。
改善方法1:自分の気持ちを理解する「枕たたき」
1つ目は、「枕叩き」と私が名付けた、自分の気持ちを膨らませるレッスンです。
まず、枕やクッションなどをご用意ください。
そして、枕を叩きながら、日常の「モヤモヤする」出来事を思い出し、今の気持ちを口に出してみてください。
「なんで私ばっかり仕事を押しつけられるの?」
「自分の時間がなくて嫌だ」
「我慢ばかりしたくない」
そんな気持ちが出てきたら、次々と口に出して、枕を殴ってください。
この時、いくら口汚くなっても大丈夫です。
「大嫌い」
「ムカつく」
どんどん思っていることを吐き出していきましょう。
あなたはとにかく我慢をしてしまっているので、まずその我慢を解放させることを最優先させてください。
これだけで気持ちが随分解放できるはずです。
この枕叩きを日常に取り入れて、気持ちを解放させることができるようになってきたら、今後は相手に、気持ちを話すことをにチャレンジしてみましょう。
はじめはもちろんたどたどしてくも大丈夫です。
うまく言えなくても、失敗しても、ちゃんと我慢の限界になる前に言えた、このことを自分で評価してあげてください。
このスモールステップの繰り返しが、あなたの涙ありきのコミュニケーション打開していくきっかけになるはずです。
改善方法2:自分の気持ちを肯定する「アファメーション」
アファメーションとは「自分に対する肯定的な宣言の言葉」を意味します。
カウンセリングの現場でよく使われ、繰り返し口にすることで、今の課題を超えていくマインドセットがしやすくなるのです。
次の言葉を日常で何度も唱えてみてください。
涙ありきのコミュニケーションを抜け出す後押しをしてくれるはずです。
私の感じることは全て正しい
あなたが否定されるかもしれない、と押さえつけてきた気持ちは、本来は誰に否定されるべきものでもありません。
自分の気持ちに、今こそあなたからYESを宣言してあげてください。
このアファメーションを枕たたきと一緒にやり続けることで、自分の気持ちをきちんと理解しやすくなるはずです。
そして、自分の感じる気持ちを肯定的に受け止めることができるようになっていきます。
ぜひ、トライしてみてください。
あなたの一歩を応援しています。
まとめ〜気持ちを話すと涙が出る理由と改善方法〜
いかがだったでしょうか。
以下、この記事のまとめです。
「長年、気持ちを話すことを我慢している」ため。
- 枕たたきで自分の気持ちの理解する
- 我慢の限界の前に人に気持ちを話す
- アファメーションで、「私の感じることは全て正しい」この言葉も毎日呟く
最後に。
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ということで今回も最後まで見てくださり、ありがとうございました。
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