ウィズコロナで働き方も変わってきた!
けれど、もっと好きなことに時間を使って生きていきたいなぁ。
そんな人はこれからの時代、クリエイティブクラスを目指すことをおすすめするよ。
この記事では“クリエイティブクラスって何?”ということから、具体的な目指し方をレクチャーしていくよ!
- 新時代を自由に働いていきたい人
- 好きなことに没頭して生きていきたい人
- 自由に使える時間を確保していきたい人
- クリエイティブクラスという言葉を知りたい人
- クリエイティブクラスになりたい人
- クリエイティブクラスとは?
- これからの時代にクリエイティブクラスを目指すべき3つの理由
- クリエイティブクラスになるための6つのステップ
この記事を書くのは、心理学×未来予測ブロガーのゆめです。
何より私自身が「好きなことに100%時間を使って生きていきたい!」という野望を持っています。
ウィズコロナ・ポストコロナが叫ばれる中、もっと自由に生きていけるはずという確信を持ち、先進的な生き方を模索しています。
そんな中で出会ったのが、メディアアーティストである落合陽一氏の著作の「働き方5.0」という書籍。
そこで語られていた「クリエイティブクラス」という新しい労働者階層について、書籍の情報を元に解説していきます。
クリエイティブクラスとは?
クリエイティブクラスとはアメリカの社会学者リチャード・フロリダが提唱した労働階級で、「創造的専門性を持った知的労働者」のことを言います。
クリエイティブクラスは、人が簡単にコピーすることができない「暗黙知」を持っています。
なぜ、建物につなぎ目があるのか。
なぜ、世界は核を手放せないのか。
地震や災害を完璧に予測することはできないのか。
世界にはまだ解き明かされていない謎があります。
クリエイティブクラスは「暗黙知」を持って、その謎に果敢にチャレンジして、社会に貢献しているのです。
人間社会はその長い歴史を通じて、狩猟社会(1.0)、農耕社会(2.0)、工業社会(3.0)、情報社会(4.0)に変遷してきました。
そして、ついにAIやロボットが幅広い分野で進化し、人間と共に働いていく「5.0」の時代に突入。
AIや人工知能が進化した現代では、システムに「使われる人」とシステムを「利用する人」の2つに大別されていきます。
クリエイティブクラスは「暗黙知」を武器に、システムを利用する側の労働者です。
システムに使われる人は、社会での活躍や富を得ることが難しくなっていく一方、システムを利用するクリエイティブクラスこそ、社会的な課題を解決することで自身と社会を豊かにしていくことができます。
さらにクリエイティブクラスは興味のある分野を追求して、その道のスペシャリストになっている人なので、システムに使われる人のように労働で1日の大半を使う必要がありません。
時間を切り売りしてお金を稼ぐと、1日が「仕事をする時間」と「休む時間」に分けられます。
そして、「仕事」に時間が奪われるほど、多くの場合、幸福な人生から遠ざかってしまいます。
けれど、クリエイティブクラスのように、「好きなこと」「やりたいこと」の分野でのスペシャリストになれば、1日24時間、1年365日を、やりたいテーマに没頭できるのです。
かつ豊かになっていけるのですから、「やりたいことがある」「自由になりたい」「没頭したい」と思う新人類こそ、クリエイティブクラスを目指すべきだと、落合陽一氏は語っています。
これからの時代にクリエイティブクラスを目指すべき3つの理由
AIや人工知能が進化が加速度的に早くなるウィズコロナ・ポストコロナ時代にこそクリエイティブクラスが活躍していきます。
この章では、なぜ、これからクリエイティブクラスがより重要になっていくのかの理由を紐解いていきたいと思います。
まず、前提としてこれまでの労働者はブルーカラーとホワイトカラーの2つの階級に分けられてきました。
カラーとは色のことではなく、仕事着の襟のことを指しています。
企業に雇用されて働く労働者のち、製造業・建設業・鉱業など直接、現場で生産工程に関わる人のこと。
企業に雇用されて働く労働者のち、一般的にスーツを着て働くような人。管理職や営業・総務・販売・事務など。
これまでは、ホワイトカラーの方が一般的に給与も高く、社会もこのホワイトカラーを目指すべきという教育がなされてきました。
ところが、システムの発達によって今後、ホワイトカラーが駆逐されていく未来が見えてきました。
- システムの進化で駆逐されるホワイトカラー
- ホワイトカラーを目指す教育のあり方が揺らぐ
- ブルーカラーはこれまでより給与はあがるがシステムに使われるようになる
では、これからの人材が目指すべきはどのポジションなのかー。
それがクリエイティブクラスなのです。
それでは、一つずつを掘り下げて見ていきましょう。
システムの進化で駆逐されるホワイトカラー
ブルーカラーを束ねてきたホワイトカラーがなくなる!?
ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、その未来はすでに訪れつつあります。
代表的な例が、ウィズコロナで一気に普及したウーバー・イーツです。
ウーバー・イーツは、注文や決済などのほとんどの仕事はサーバー上で自動で行われています。
そして、品物を届けるという実務的な作業の部分だけ人が行っているのです。
これは、ホワイトカラーの仕事がシステムに代替されている例ですが、このような例は現在、至るところで見られます。
コンビニでは決算は機械で行われ、人は袋に入れる・品を補充するといった作業を行います。
大手寿司チェーンでは自動化の波はもっと進み、機械が注文を受付、食べ物を運び、厨房で寿司を握るのもロボットの役目になりました。
これまでホワイトカラーが担っていた管理やマネジメントといった仕事は、機械が行った方が早く確実で、かつコストも掛からずに済むことから、ホワイトカラーそのものがシステムにとって替わるようになっていきます。
ホワイトカラーはなくなり、ブルカラーはシステムのインターフェイスとして働いていくのが今後の未来になります。
ホワイトカラーを目指す教育のあり方が揺らぐ
今まで多くの親は「大手企業の社員」になることを望んできました。
学校教育も専門性を深めることよりも、与えらたことをミスなくこなせる正確性やスピードといった処理能力を育てることをゴールにしています。
ところが、システムの進化によって、ホワイトカラーが駆逐されていっている最中、「ホワイトカラーを目指すべき教育」のあり方そのものが揺らぎはじめています。
今後、教育はホワイトカラーではなく「システムに駆逐されない自立的な仕事」=すなわちクリエイティブクラスの持つ創造的専門性を深める方向にシフトをしていくことが予測されます。
ここで、システムになく人間だけにあるものに着目していきましょう。
なんだと思うでしょうか。
それは仕事に対する「モチベーション」です。
システムは言われたことを正確に休みなくこなすことができますが、そこには「これがやりたい」という動機はありません。
現在、人間社会をどうしていきたいのか、何を実現したいのかといった動機は常に人間側にあります。
動機を持って、創造的専門性を深めることができれば、システムを「利用する」クリエイティブクラスとして活躍できます。
つまり、やりたいことの専門性を深める教育が今後、大切になってくるのです。
ブルーカラーはこれまでより給与はあがるがシステムに使われるようになる
ホワイトカラーの空洞化によって、システムに人間が組み込まれるようになっていっている現在。
これは一見すると物寂しく見えるかもしれませんが、ブルーカラーにとっては、悪いことだけではありません。
指示をするのが、ホワイトカラーであろうが、システムであろうがブルーカラーの仕事自体は変わらないのです。
これまで、マネジメントできるほどのシステムがなく、「管理職」としての役人をおかなければいけない歴史がありました。
実質的な価値を生み出しているのはブルーカラーであるのに、マネジメントの方の給与が高かったのです。
けれど、「維持費の掛からないシステム」の管理下におかれることで、富自体はブルーカラーに平等に分配できるようになっていきます。
けれど、システムの管理下に置かれる未来よりも、より創造的に生きたいと願う人は、今後クリエイティブクラスを目指していくとよいでしょう。
クリエイティブクラスになるための6つのステップ
システムの進化による「ホワイトカラーの空洞化」という未来が見えたところで、クリエティブクラスになっていくための具体的なステップを見ていきましょう。
ただ形式的な知識で、このようにやればクリエイティブクラスになっていけるというロールモデルを示しきれないのが、クリエイティブクラスという存在です。
なぜなら、「この人のようになりなさい」というのは結局二番煎じに止まり、オリジナリティあるクリエイティブクラスになることの本質とは離れてしまうからです。
誰かのようになるのではなく、あなた独自の個性を磨き、「何者か」になっていく必要があります。
自分の価値を信じ、強みを磨き上げ、探究心を持って、まだ何者でもないあなたが何者かになっていくほかないのです。
ここであげる具体的なステップは、あなたが「何者か」になっていくための自己探究の旅となるきっかけでしかありません。
本記事を参考に、道なき道への一歩を今から踏み出してみてください。
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