インナーチャイルドが傷つく原因と日常生活への影響。愛情ある家庭でも傷つく!

ストレスが溜まった女性のイメージ画像
相談者

インナーチャイルドが傷つく原因ってなんなの?


インナーチャイルドが傷ついたままだと、
日常にどんな影響が出てくるのかな?

ゆめ

子供はとても感受性豊かなんだ。


だから、例え愛情ある家庭でも傷つくことはあるんだよ。


ここでは、インナーチャイルドがどのように傷つくのか、
具体的な原因を紹介するよ。


傷ついたインナーチャイルドがいることで
日常にどんな影響が出てくるのかもお伝えするね。


インナーチャイルドの根幹の捉え方が分かると思うよ。

本記事の内容
  • インナーチャイルドが傷つく原因
  • 傷ついたインナーチャイルドが原因で生まれる日常への影響
  • 筆者はどんなインナーチャイルドを抱えて、乗り越えたか
本記事の信憑性
  • 筆者は心理学の勉強6年
  • 自身もアダルトチルドレンを乗り越えている
  • その経験を活かし、カウンセラーとしても活動中

インナーチャイルドが傷つく原因

泣く子供のイメージ


インナーチャイルドとは
その人の「価値観」や「セルフイメージ」のこと。

インナーチャイルドイメージ

インナーチャイルドとは?日常に与える影響と癒し方



「価値観」や「セルフイメージ」は、
主に幼少期から思春期にかけて、その人の中で形成されていきます。


その大切な形成の時期に家庭や学校生活の中で
愛情が不足したり、否定的な言葉を言われたり、
不自由・ストレスを感じることが繰り返しされると、
本人のなかで否定的な価値観・セルフイメージを構築していってしまうのです。


つまり、
インナーチャイルドは周囲の環境と人によって傷ついていくのです。


それでは、具体的に傷つく原因を見ていきましょう。

CASE01:機能不全家族

「機能不全家族」とは、子供がトラウマやストレスを感じやすい家庭のことです。


家族が「地域の関わり」「団欒」「安心」といった
子育てにふさわしい環境が整っていない家庭も指します。


具体的な状況でいうと

  • 精神・身体的な虐待
  • 性的な虐待
  • ネグレクト
  • 家庭内暴力
  • 借金・自己破産
  • 両親の不和(浮気・離婚)
  • 両親の再婚(家庭環境の大きな変化)
  • 親の死亡
  • アルコールやギャンブル・薬物依存症
    など…


ただ、具体的な名称に当てはまるようなストレス環境でなかったとしても
以下のような状況も機能不全家族に当たります。

  • 親と子の立場が逆転し、子が親のケアをしている
  • 笑いがない暗い雰囲気
  • 家族間のプライバシー欠如
  • 家族から自立できない環境
  • 無関心
  • 過干渉や過度な期待
    など…


暴力や虐待がなかったとしても、子供が子供らしくあれない、
不安・ストレスが付きまとう家庭というものは「機能不全家族」として、
大切な時期の子供の心のインナーチャイルドを傷つけてしまうのです。


機能不全家族の元で育ち、
大人になっても傷ついたインナーチャイルドを抱えている人を
アダルトチルドレンと言います。


アダルトチルドレンは精神が不安定で、
日常に様々な心の問題を抱えやすくなってしまいます。

CASE02:親が子供の気持ちを汲み取れていない場合

一般的に傷ついたインナーチャイルドを生む原因として知られているのが、
CASE01の「機能不全家族」です。


けれど、この「機能不全家族」に当たらない暖かな家庭であったとしても、
インナーチャイルドが傷つくことがあります。


それは、
親が「子供の気持ちを汲み取れていない場合」です。


この場合、親は親なりに子供を精一杯愛しています。


けれど、子供の立場や意見を「聞く」という姿勢が欠けてしまっていて、
愛情の掛け方がどこか子供の求めているものと噛み合わないのです。


例えば、子供が「淋しい」と訴えたとします。


この場合、「どう淋しいの?」とか「どうして欲しい?」など、
対話ができれば子供のより深い気持ちを知ることができます。

  • 抱っこして欲しい
  • 今日は一緒に寝て欲しい
  • 話を聞いて欲しい


次に出てくる子供の答えに、親なりに対応してあげられれば一番いいのです。



けれど、淋しいという言葉を聞き、
子供の話をその時点で勝手に解釈してしまうなどした時、

  • お菓子やゲームを買って与える
  • 「そうやって強くなるのよ」などとつっぱねる


と、
子供の訴えていることと噛み合わない状況が生まれていきます。


求めるものと与えられるものが違うフラストレーションが積み重なることで、

「自分の気持ちは無視されるものだ」
「欲しいものは手に入らない」
「誰かにお願いをしても無駄だ」


といった価値観を構築してしまうのです。

CASE03:ショックな出来事があった場合

病気や事故、天災などショックな出来事があった場合も、
傷ついたインナーチャイルドを生んでしまいます。


誰が悪いとも言えないようなことでも、
子供心に傷つき、子供なりにその出来事を解釈していきます。


その際、
「幸せとは突然壊れてしまうものだ」といった価値観を子供なりに構築してしまうかもしれません。


そして、そのショックな出来事とは何も誰の目から見て、
ショックな出来事だけとは限らないのです。


例えば、
親の兄弟や周囲の子供と比べる発言に傷つくかもしれません。


お母さんにプレゼントした花が数日後、
捨てられているのを見た時、深く傷つくかもしれません。


「自分はお兄ちゃんに比べてできない」

「自分のプレゼントは自分と同じように大切にされていない」


そういった子供なりのショックな出来事が傷ついたインナーチャイルドを生んでしまうこともあるのです。


CASE04:親がアダルトチルドレンだった場合


親がアダルトチルドレンだった時、
親の愛情も不安定になりやすく、子供とのコミュニケーションにも不具合が生じやすくなります。


また、親は子供にしつけをしますが、
そのしつけが子供のためではなく、親都合のものになってしまうこともあります。


怒られることが教えではなく、「親の気分」になってしまった時、
子供はいつ怒られるのかとびくびくして家庭で過ごしてしまうかもしれません。


当然、子供の精神も不安定になりやすく、
家庭の中で傷ついたインナーチャイルドを形成しやすくなってしまうのです。

CASE05:学校や社会の環境での影響

これまで、
家庭の中での中でのインナーチャイルドが生まれる原因について話をしてきました。


それは、子供がもっとも接する機会が多い人間が家族だからです。


けれど、子供時代に接する人は家族だけではありません。


地域の人たちや学校、ネットを通じたコミュニティーなど
子供達は様々な人と関わり、育っていきます。


その人間関係のなかで傷つくこともまた、インナーチャイルド形成に関わってくるのです。


例えば、学校でいじめに遭った経験から、
「人前に出たり、注目を浴びるとひどいことを言われる!」
というインナーチャイルドをつくってしまうかもしれません。


そういった子供は大人になっても、
実力を十分に発揮できないよう自身をコントロールしてしまうクセがついてしまいます。


必要以上に目立ってはいけないので、
努力をしてもそれが実りにくい状況を自ら生み出してしまうのです。


また、ネットを通じた人に心ない言葉を浴びせられたことで、
人間不信に陥ってしまうかもしれません。


そのインナーチャイルドを抱えていると、
大人になっても人のなかで安心感を得にくく、緊張を覚えやすくなります。


相談者

たくさんの原因でインナーチャイルドが傷つくんだね!


でも、こんなにあると正直すべての人に当てはまるような……

ゆめ

そうなんだよ。


実はインナーチャイルドが全く傷ついていない人なんていないんだ。


だって、子供時代にショックなことや悲しいことが一切ない人なんていないでしょう?


インナーチャイルドは傷ついて当然。


大切なのは、
傷ついたままだとたくさん影響が出てくるから
大人になってからインナーチャイルドを癒すということなんだよ。

相談者

なるほど!


傷ついたインナーチャイルドが原因で
出てくる影響ってどんなものがあるの?



傷ついたインナーチャイルドが与える影響

不安を抱える女性のイメージ画像

インナーチャイルドが傷ついていると、
人生に様々な望まない影響をもたらしてしまいます。


インナーチャイルドとは、例えるなら、家の「基礎」です。


いくら立派な家がその上に建とうとも
「基礎」がもろかったり、傾いていたりすると
家も安全なものではなくなってしまいます。


それでは、人の基礎であるインナーチャイルドが与える影響について具体的に見ていきましょう。

影響1:対人関係の支障

日常生活におけるあらゆる問題の裏側には
必ずといっていいほどインナーチャイルドの存在があります。


その問題のメインが対人関係です。


なぜなら、
人のなかで傷ついたインナーチャイルドは人のなかこそ反応しやすいからです。


以下、一例を出していきます。

  • 不信感
  • 依存
  • 主従関係
  • 過度な緊張
  • 嫌われることへの恐怖
  • 人前で思ったことを発言できない
  • 着目を浴びるために自分を傷つけてしまう
  • 気を使いすぎてしまう
  • 人との距離感が掴めない
  • 人の話が聞けない
    など…


かつて傷つけられた状況や人に似たようなシチュエーションに遭遇すると
そこで傷が反応をしてしまうのです。


ひどいことを言われたのはもう過去なのに、
価値観化してしまったインナーチャイルドはそれを判別できません。


そのため、反射のように人に対してネガティブな反応が出てしまうのです。


そういったネガティブな反応は、
対人関係において至るところで支障をもたらしてしまいます。

影響2:強すぎる善悪感情

インナーチャイルドはあなたの思考パターンを作り出します。

  • 〜でなくてはいけない
  • 〜してはいけない


このような思考パターンの時はインナーチャイルドが強い影響を及ぼしています。

例を出すと

  • 楽をしてはならない
  • いい人でなくてはいけない
  • 失敗してはいけない
  • 迷惑をかけてはいけない
  • 必要以上に贅沢をしてはいけない
    など…

これは、本人のなかの「善悪」を表しています。


けれど、
「〜でなくてはいけない」「〜してはいけない」といった強すぎる善悪感情は、
自分と他者を責める結果になってしまいます。


なぜなら、
「楽=悪」のように思っていると、
がむしゃらに働いて、ヘトヘトでも、休むことがはばかれてしまいます。


そして、「楽」をしている人を見ると、
その人を非難したくなっていきます。


なぜなら、その人のなかで「楽」はしてはいけないことだからです。


自分と他者を責める思考が物事や対人関係によく働くはずはありません。


強すぎる善悪を持つことで、同時に対人関係にも問題は多くなっていきます。

影響3:自信が持てない

インナーチャイルドが傷ついている状態の時、
人は往々にして自信がありません。


自信とは自分を信じること。


そして、
自分を信じるとは、
「私はできる」とか「僕はすごい」といった

必要以上に自分を大きく見せるものではなく、
そのままの自分で価値があるという存在の価値を信じている状態のことです。


自分の存在自体に価値がある。


存在の価値を信じられていると、
自分は周囲に受け入れられているという安心感があります。


また、
存在の価値を信じられていると、
自分は周囲に愛されているという絶対の信頼があります。


そして、
なにかができるからとか、人より優れているからとか
比較対象がなくても、自分はそもそも特別な存在であるという信念があり、
新しい挑戦もしやすくなります。


自信があるということは、それだけで発展がしやすくなるのです。


けれど、
過去、自分を否定してきた人の言葉で自尊心が傷ついてしまうと、
そもそもの自分の存在に価値を感じられなくなってしまいます。


自信がないと、
自分が「人に認められるためにがんばる」というがんばる目的が、
自己発展のためではなく、
他者からの承認になってしまう
のです。


そのため、
「できなきゃダメ」「失敗はダメ」「迷惑かけてはダメ」
必要以上に自分を追い込んでしまうこともあります。


また、
自分ができない存在だと思われたくなくて、周囲に虚勢を張ることもあります。


どちらも無理をしているので、人のなかで疲れやすくなってしまいます。


また、自信があると挑戦をしやすいと伝えましたが、
自信がないと未知の挑戦も失敗への恐怖が先立ち、しにくいものになってしまいます。


傷ついたインナーチャイルドがあると、
自信の欠落とともに、それに伴う様々な支障が出てきてしまうのです。

影響4:生きづらさを感じやすい(他人軸で生きてしまう)


傷ついたインナーチャイルドがあると、
「自分」というものの価値が低くなるため、


「自分」を祖末に扱い、「自分」より他者を優先させてしまいがちになります。


たったひとりの尊い存在として生まれたはずなのに、
その自分を大切にできず、自分の願いを叶えることもわがままに感じてしまう。


これを他人軸と言います。(反対語は自分軸)


他人軸で生きることは、
「ここにいてもいいですか?」「これをやってもいいですか?」
と他者にお伺いを立てるような生き方です。


生きづらさを感じやすく、自分自身の人生を謳歌できないことと同義なのです。

相談者

インナーチャイルドが傷ついていると日常だけでなく、
人生や生き方そのものに課題や困難を抱えやすくなってしまうんだね

ゆめ

そうなんだよ


だから、インナーチャイルドを「癒す」ということをして、
自分の基礎をより健やかなものに作り直す必要が出てくるんだ


インナーチャイルドを癒すには

癒しのイメージ画像


インナーチャイルドの癒しとは、
傷ついてきた感情を感じきることで起きていきます。

これを「未完の完」と言います。


インナーチャイルドは価値観やセルフイメージであるということは冒頭で述べましたが、
これは人の潜在意識のなかにあるものです。


潜在意識には大きな特徴があります。


そのひとつが「時間の概念がない」ということ。


潜在意識のなかでは、それが解消できていない内は、
過去のこともずっと引き摺ってしまうのです。


そのため、インナーチャイルドセラピーなどでは、
イメージのなかで過去に立ち返り、
未解決だった感情を発散することでインナーチャイルドの癒しを行っていくのです。


インナーチャイルドセラピーは、
自分でも行うことができます。


コツもありますので
はじめはカウンセラーにやってもらうことをおすすめしますが、
自分でやりたい方は以下の記事も参照ください。

子どもを見つけるイメージ画像

インナーチャイルドの見つけ方〜出来事に対する反応・パターンから見つける方法〜

インナーチャイルドセラピーとは? 自分で行う場合の方法を徹底解説

子どもをあやすイメージ

セルフセラピーでインナーチャイルドを癒す7つの方法

インナーチャイルドを抱っこするイメージ画像

インナーチャイルドが癒せない人必見!癒せない人のための癒し方とは

筆者の場合のインナーチャイルド

インナーチャイルドイメージ画像


最後に、筆者の場合のインナーチャイルドの原因と日常への影響についてお話します。


筆者は心理学の勉強を約6年行い、心理学専門のブロガーとして活動しています。


また、自身がアダルトチルドレンだった経験を活かして、
カウンセラー活動もしています。


そんな筆者のインナーチャイルドは、私の家庭環境から生まれていきました。


私はシングルマザーの元に育ち、中学の頃に親が再婚をしています。


幼い頃は貧しかったため、
親に迷惑をかけないように、困らせないようにと自然と我慢癖を身につけていきました。


その後の親の再婚離婚を経て、家庭環境の大きな変化に、安心感が育たない状況が続きました。


そうした経緯から、
私は人のなかで安心感を感じられない大人になりました。


受け入れてもらっているとか、愛されているという感覚が乏しく、
人間関係のなかでもいつも過度に緊張をしていました。


つき合う男性には決まって媚びへつらうクセがあり、
関係性はフェアではなく、主従関係に陥りやすかったのです。


当然、そんな関係は長続きしませんでした。


そういった問題を見ていった時、
原因は傷ついたインナーチャイルドにあることが分かってきました。


私はそこで、
インナーチャイルドセラピーを受け、自身でも心理学に没頭していきました。


インナーチャイルドが癒される程、
これまで問題だったものが見事になくなっていきました。


私は現在、パートナーと尊重しあう関係を築き、
周囲にいる人にも支えられ、愛され、満たされた日々を送っています。


そして、
ブログで自身が克服したアダルトチルドレン問題の解決の糸口を発信しているのです。

星空のイメージ画像

「光の心理学LABO」について

まとめ

インナーチャイルドが傷つく原因と傷ついたインナーチャイルドが与える影響について見てきました。


インナーチャイルドはその人の人となりをつくる基礎の部分です。


目の前の問題解決を望む時、自身の思考・価値観に目を向けていくと
問題の解決スピードが早くなっていきます。

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