自分軸の人は自己肯定感が高いって聞くけど本当?
自己肯定感が高いとどんなメリットがあるのかな?
自分軸で生きる人の大きな特徴が自己肯定感が高いということ。
今回は、なぜ自分軸の人が自己肯定感が高いのか理由を考察していくよ。
自己肯定感の高いことでのメリットや、実際の高め方もお伝えするのでぜひ最後まで読んでね!
- なぜ自分軸で生きると自己肯定感が高くなるのか
- 自己肯定感が高いことで得られる7つのメリット
- 自分軸をつくり、自己肯定感を高める具体的な方法4選
私は長年、他人の目を気にしてしまう他人軸として生きてきました。
自己肯定感も低かったことから、自分の思ったことも素直に表現できませんでした。
そんな私が現在は自己肯定感をあげたことで自分軸を持てるようになり、現在は心理学ブロガーとして、
これまでに学んできた知識を発信しています。
自分軸と自己肯定感の関係
自分軸で生きる人は、自己肯定感が高いことが特徴です。
自分を認めており、気持ちを尊重できるからこそ、やりたいことがやりたいようにやれる自分軸のある人間に変化していくのです。
そもそも自己肯定感とは、自らの価値や存在意義を肯定できる感覚のこと。
つまり、ありのままの自分を認めている感覚、とも言い換えることができます。
「何かができるからすごい」「能力が高いからえらい」と自分を認める感覚は、自己肯定感とは異なります。
人の価値は、能力・才能・資質などその人に付随しているもので決まるのではなく、そもそも人は存在そのものに価値があります。
例えば、仕事で失敗をしても、学校でいじめを受けていても、病気になり動けなくなっても、あなたの価値は変わることはありません。
失敗をしても成功をしても、あなたははじめからずっと素晴らしいのです。
その「自分の価値を信じられるかどうか」が自己肯定感であり、自己肯定感が高い人ほど世の中にも受け入れられているという安心感が高いことが特徴です。
そして、ありのままの自分の価値を信じていることは、自分の気持ち・発言も自然と大切にするようになります。
自分の気持ち・発言を大切にするほど、「〜したい」「〜でありたい」という自分の気持ちを尊重して生きる自分軸がある人に変わっていくのです。
自分軸を育てたいと思う人は、まず自己肯定感に着目していくとよいでしょう。
自己肯定感が高いことで得られる7つのメリット
自己肯定感が高いと次の7つのメリットを得ることができます。
- 自己承認ができる
- チャレンジ精神がおう盛
- 他者と自分を尊重できる
- 素直
- 他者と比較をしない
- 他者の評価に振り回されない
- 自立した人間関係が築ける
それでは、一つひとつを掘り下げていきましょう。
自己承認ができる
自己肯定感が高い人ほど、自己承認ができるようになります。
自己承認とはまず、自分で自分を承認できる感覚のことですが、この自己承認ができると他者からの承認を過剰に欲しがることがなくなっていきます。
承認欲求は誰しもが持つ自然の欲求ですが、自分で自分を認められない人ほど、人からの承認を余計に欲しがってしまいます。
「人に認められるために頑張る」
「自己アピールばかりしてしまう」
などの行動があるとき、実は自分で自分を認めることができていないために、外側からなんとか欲求を満たそうとしているのです。
けれど、自己承認ができるようになると「他者から認められなくても構わない」といった気持ちになっていけます。
承認を得るために行動する必要がないので、「やりたいから」といった純粋な気持ちから行動を起こすことができます。
チャレンジ精神がおう盛
アメリカの心理学者アブラハム・マズローは、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と唱えました。
そして、自己実現に至っていくために、欲求が5段階あると提唱したのです。
これをマズローの欲求5段階説と言います。
そして、自己承認ができる自分軸ほど、自己実現の欲求に到達しやすくなります。
自分の欲を自分で満たしていける自分軸の人は、欠乏欲求の段階を早く超えて、自分のやりたいことの実現のために、行動を起こしていけるのです。
新しい行動には失敗もつきものですが、自己肯定感が高いと失敗に対する恐れもあまりないことが特徴です。
それは、失敗したところで「結局、大丈夫」という安心感があるためです。
果敢にやりたいこと、新しいことに挑戦できるため、自己実現も達成しやすくなります。
他者と自分を尊重できる
自己肯定感が高いということは、自分の気持ちや存在をありのままで肯定できるということ。
それは、人の気持ちや存在をありのままで肯定できるのこととイコールなのです。
人の無意識は「主語を判別できない」という特徴があります。
例えば、「私は素晴らしい」は、無意識の中では「私は」がなくなり、「素晴らしい」とだけ認識できます。
つまり、「肯定する」こともまた無意識の中では「私」にも「相手」にも適応されていくのです。
そのため自己肯定感が高くなると、自然と他者と自分を尊重できるようになります。
自分軸の人は一見、自分の気持ちを押し通すわがままや自己中と思われることもありますが、真実は真逆なのです。
自分軸とわがままの違いは「自分軸はわがまま?【自分軸で生きることとわがまま・自己中の違いを徹底解説】」でも詳しく解説していますので、合わせて参照ください。
素直
自己肯定感が高くなると、自分のありのままの気持ちを大切にできるため、それを人にも素直に表現できるようになっていきます。
また、自己肯定感が低い時は、人からの指摘を素直に受け取れないことがあります。
「もっとこうした方がよくなるよ」
例えば、あなたを思った上でのこのようなアドバイスも、自己肯定感が低いと「自分そのものを否定された」と受け取ってしまうことも多いのです。
その結果、よくなるための助言が受け止められずに、成長の機会を逃してしまうことがあります。
自己肯定感が高いと、自分で自分を認められている土台があるため、アドバイスにも素直に耳を傾けやすくなります。
自己肯定感が高い人は成長の機会も多く巡ってくるのです。
他者と比較をしない
自分で自分を認められるようになると、「対自分」との成長比較になるため、他者との競争を起こしにくくなります。
「あの人に比べて、自分はダメだ」
「ここができていない」
という見方ではなく、昨日の自分やこれまでの自分と比べてどうだったか、もしくはもっとこうなっていきたいなどの視点で物事を見るため、成長も早いのです。
また、他者間の競争にも巻き込まれにくくなります。
他者の評価に振り回されない
自己肯定感が低い時、自分を承認してくれるのは他者しかいないという思いから人からの評価が気になってしまいます。
そして、人の評価に振り回され、自分がどうなっていきたいのかがおざなりになってしまいます。
けれど、自己肯定感が高いとそもそも自分で自分を認める土台があるため、他者から好ましくない評価をもらっても、その評価が原因で自分を卑下してしまうことはありません。
人は人。
自分は自分。
という割り切ることができるのです。
他者からどう思われるかよりも、自分がどうしたいのか、どうありたいのかに着目をして行動していけるため、成長につながる前向きな行動を取りやすくなります。
自立した人間関係が築ける
自己肯定感が低い時、自分で自分を認められないために人からの承認や愛を欲しがってしまいます。
すると、関係が依存的になりやすくなってしまいます。
欲しいものを手に入れるために、相手の顔色をうかがったり、気に入られようとしたり…。
すると、自分がどんどん萎縮してしまい、息苦しくなっていってしまいます。
自己肯定感が高くなると、他者からの承認や愛を過剰に求めないばかりか、相手に与えることも容易になっていきます。
すると、欠けたものを補い合う依存的な関係ではなく、お互いに自分と相手を尊重できる自立した人間関係を築きやすくなっていきます。
自立した人間関係は、お互いを生かし合う関係でもあります。
結果、自立をしていると、恋愛もうまくいきやすくなっていくのです。
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