自分軸という言葉を最近知った。
どのくらい自分軸で生きられているのか診断したい!
そんな方のためにこの記事を書いています。
- 現在のあなたの自分軸度を診断できます。
- 診断結果を元にそれぞれの対策を提案します。
筆者のゆめは、長年自分軸とは反対の「他人軸」で生きてきました。
けれど自分の立ち位置を知り、本記事の診断のあとで紹介する対策を行い、自分軸を取り戻していきました。
自分軸で生きられると、あらゆるストレスに強くなり、生きづらさもなくなっていきます。
自分軸とは
まず、診断の前に「自分軸」とは何か、という基本を押さえておきましょう。
自分軸の「軸」とは、「人生における主軸」を意味します。
つまり自分軸とは、人生の主軸を「自分の価値観」においた生き方のこと。
反対に、人生の主軸を「他人の価値観」においた生き方を他人軸といいます。
詳しくは「【自分軸・他人軸の違い】他人軸になる原因と自分軸で生きる4ステップを解説」もご覧ください。
他人軸で生きると、他人の価値観に振り回される人生になり、生きづらさやストレスを抱えやすくなってしまいます。
逆に、自分軸で生きると、自分の価値観を大切にできるため、人からの評価に簡単に揺ぐことはなくなっていきます。
また、自分軸で生きることで次のような変化が人生に起きていきます。
- 自己肯定感があがる
- 自分の気持ちと人の気持ちの両方を大切にできる
- 他人の評価が気にならなくなる
- やりたいことが増え、意欲的になる
- 本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになる
- 付き合いたくない人との関係が終わる
- 他人と比べなくなる
- 自立した恋愛ができる
自分軸で生きることが、いかに人生にとって大切なことか分かっていただけたと思います。
あなたの自分軸度診断
それでは早速、あなたの「自分軸度診断」を行っていきましょう。
質問は全部で14問あります。
素直な気持ちで答えてみてください。
- 自信がある 〔YES NO〕
- 自分の人生を自分で選んできた 〔YES NO〕
- 人からの評価はあまり気にしない 〔YES NO〕
- 人と競争することはあまりない 〔YES NO〕
- やりたいことを割とやっていると思う 〔YES NO〕
- 「きっと自分はうまくいく」と根拠なく思う 〔YES NO〕
- 失敗はあまり怖くない 〔YES NO〕
- 人からの助言は受け取るが、選ぶのは自分だと思う 〔YES NO〕
- 「芯が強い」と言われたことがある 〔YES NO〕
- 自分の選択は自分の責任だと思う 〔YES NO〕
- 相手の気分・態度にあまり左右されない 〔YES NO〕
- 相手は相手、自分は自分と思う 〔YES NO〕
- 人を変えたいとは思わない 〔YES NO〕
- 自分には現実を変える力があると思っている 〔YES NO〕
YESと答えた数を元に、それぞれの診断結果を見ていきましょう。
YESが0〜3個だった場合
YESが0〜3個だった場合、自分軸が弱く、他人が主体の人生を送っている傾向があります。
昔から「いい子」と呼ばれてはいませんか?
または人の言動に一喜一憂してしまうことや、自分の言動で人に与えた影響を考え、一喜一憂してしまうこともあるかもしれません。
人間関係の中でストレスを抱えやすく、恋愛でも相手に必要以上に気を使ってしまったり、愛されるための努力をしてしまっているかもしれません。
自分軸がしっかりしていない人は自己肯定感が低く、自分で自分を認められないために、他人からの評価を気にしすぎてしまう傾向があるのです。
結果、人の中で安心感を得られにくくなってしまいます。
そんなあなたは「自己肯定感をあげる練習」に取り組んでいきましょう。
おすすめは「ラベリング」と「アファメーション」です。
古来インドより伝えられる「ヴィパッサナー瞑想」という瞑想法や最近ではマインドフルネスの中で使われる気づきの手法。
やり方は感情が湧いてきたら、その感情に注意を止めて、言語化(心の中でもOK)をするというもの。
例えば、怒りが湧いてきたら「私は怒りを感じている」と感情に注意を向けて、その感情を心で感じていきます
そもそも自己肯定感とは「ありのままの自分を認めている感覚」ですが、このラベリングで今自分に湧き出している感情に意識的に目を止めていくことで「ありのままの自分を認める」訓練になっていきます。
ラベリングのポイントは、湧き出す感情がいかに酷い、汚いと感じるものであっても、それを「いいもの」「悪いもの」とジャッジをしないこと。
許せない
嫌い
あっちいけ
不幸になれ
どんな気持ちでもありのままを感じているということにOKを出していきましょう。
次に、アファメーションという手法で、自己肯定感をさらに育てていきます。
アファメーションとは、カウンセリングの現場などでよく用いられる「自分自身への肯定的な言葉がけ」やその行為を指します。
その目的は、まるで選手宣誓のように「私は〇〇します!」と宣言することで、自分の思考の方向を決定づけたり、繰り返し言うことで自己暗示や刷り込みで新しいセルフイメージ・価値観をつくりあげることにあります。
アファメーションではなりたい自分になれるような声かけをしていきましょう。
- 私といるとみんな幸せです
- 私は私を認めていきます
- 私はどうせ愛されています
など。
欲しかったもの、理想などを言葉で発していくことで宣言が次第に価値観化され、無意識に刷り込まれていきます。
一ヶ月も唱え続けると、「私は愛されて当然だ」くらいの気持ちにまでなっていきます。
自己肯定感をあげる練習(ラベリング&アファメーション)
ただ、最も効果の高い方法は、自己肯定感が低くなった根本の原因から向き合っていくカウンセリングです。
「光の心理学」ではインナーチャイルドから自己肯定感を癒すオンラインカウンセリングも行っていますので、ご検討ください。
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