【セルフ・セラピー・カードとは?】内容と基本の使い方を徹底解説!

セルフ・セラピー・カードイメージ画像
相談者

セルフ・セラピー・カードって何?

どうやって使ったらいいのかな?

ゆめ

セルフ・セラピー・カードは、今起きている問題の新しい面に気づかせてくれる不思議なカードなんだ。

この記事では、セルフ・セラピーカードとは?っていう基本的なことから、カードの構成、使い方を話していくよ。

この記事で分かること
  1. セルフ・セラピー・カードとは
  2. カードを使ってできること
  3. 実際の使い方と使い方例(1枚リーディング、2枚リーディング)
この記事の信憑性
ゆめプロフィール
Twitter:@hikarinoshinri

8年ほど、独学で心理学を学んでいます。


この記事では、私が愛用している「セルフ・セラピー・カード」について、実際の使用例も交えながら解説していきます。

目次

セルフ・セラピー・カードとは

セルフ・セラピー・カードとは

心理学者、セラピスト、カウンセラーとしてのキャリアを持ち、「ヴィジョン心理学」を確立したチャック・スペザーノ博士が開発したその名の通り“自らセラピー”を行うためのカードのこと。

チャック・スペザーノ


博士は長年の活動の中で、人には自然な成長の道があることに気づきました。


そして、それは人の心の「ブロック」が外れた時に訪れることを突き止めたのです。


心の「ブロック」。


これまで抱いていた幻想、執着、憎しみ、苦しみ……。


そういったものを手放した時に、人は自然な成長の道に入ります。


セルフ・セラピー・カードはそういったメンタルブロックの解除を促し、人を自己成長の道に進ませる「気づき」をもたらすために作られたカードなのです。

セルフ・セラピー・カードの本質

解決策を見つけるイメージ画像

さて、メンタルブロックを手放し、自己成長の道に進んでいくために私たちが「気づく」べきものとはなんでしょうか。


それは、あなたが抱えている問題の「本質」と、そこから抜け出すための「新しい選択」です。


物事にはいくつもの見え方があります。


例えば、職場におとなしい後輩がいた時、

相談者

何を考えているのか分からない

と思う人もいれば

相談者

発言が少なく、受け身な人

と思う人もいれば

相談者

思慮深くて人の話を聞ける人


と思う人もいるでしょう。


そのどれかだけが正解というわけではなく、受け取り手の思考によって、情報・出来事はこのように色付けをされていくものなのです。


けれど、私たちが問題の罠にハマっている時、自分が悪かったり、相手が悪かったり、環境が悪かったり、組織やグループが悪かったり……と、一つの物の見方から抜け出すことができません。


もしくは元々、そのような物の見方しか知らないのかもしれません。


セルフ・セラピー・カードでは、そのような問題や問題に対するあなたの物の見方を示すとともに、あなたが幸せのために選ぶとよい新しい物の見方や選択を示してくれます。


解説書の中でも

「私は問題よりも“これ”(新しい選択)を選びます」

と宣言をすることが大切だと書かれています。


ただ、「あなたのこの物の見方が問題を引き起こしているんだよ」と指摘をされても、それを手放すためにどうしたらいいのか分かりません。


けれど、セルフ・セラピー・カードでは、同時に新しい選択を示してくれるので、その選択を選ぶと自分に決めて、実行していけばいいだけなのです。


とてもシンプルかつパワフル。


問題の多面性を示し、あなたに気づきと新しい選択を促すカード。


それがセルフ・セラピー・カードです。

セルフ・セラピー・カードの構成

セルフ・セラピー・カードはこのような構成になっています。

セルフ・セラピーカードの構成
セルフ・セラピー・カードの内容
  1. セルフ・セラピーカード 使い方と解釈の仕方(書籍)
  2. セルフ・セラピーカード(48枚)

さらにセルフ・セラピーカードはそこから6組に分類されます。

ネガティブ(24枚)
  • 1〜8 被害者(8枚)
  • 9〜16 人間関係(8枚)
  • 17〜24 無意識(8枚)
ポジティブ(24枚)
  • 25〜32 ヒーリング(8枚)
  • 33〜40 ギフト(8枚)
  • 41〜48 恩恵(8枚)

ネガティブを表す3組のカードは問題に隠された“罠“を表現しています。


ポジティブを表す3組のカードは問題を解決に導く“ヒーリング”を表現しています。


それでは、それぞれのカードの詳細を見ていきましょう。

ネガティブ(罠がテーマのカード)

被害者

カードの色:黒

被害者のカード

示すもの

このカードはあなたの中に眠る被害者意識を表しています。

被害者であると感じることは、あなたの人生に望むものが得られにくくなります。

被害者意識はあなたの成功を阻むものなのです。



カードの例:

『罪悪感』…自己攻撃、引きこもり、無価値観、次のステップに進む恐れから、過去に生きてしまう。

罪悪感のカード
人間関係

カードの色:オレンジ

人間関係(裏)のカードの画像

示すもの:

これは人間関係の中で、うまくいかないパターンを表しています。

また、そのパターンを作るに至った家族の罠が表現されているものでもあります。


カードの例:

『依存心』…依存、未だに埋めきれない過去の喪失感を埋め合わせしようとしている。
欲しがるばかりで受け取ることができない。

「依存心」のカードの画像
無意識

カードの色:青

無意識のカード(裏)の画像


示すもの:

個人が誕生する前からあったパターンを表しています。

例えば、家族に伝わってきたルールや社会の風潮など。

あなたが普段意識できない、深層レベルの意識や感情、エネルギーの状態を表現したものです。


カードの例:

『シャドー』…自分に関するネガティブな観念が抑圧されて、外に投影されたもの。
しばしばその反対のイメージによって補償しようとする。

「シャドー」のカードの画像

ポジティブ(ヒーリングがテーマのカード)

ヒーリング

カードの色:緑

ヒーリングのカード(裏)の画像


示すもの:

罠を乗り越え、障害を取り除き、人生に流れを生む「癒し」の原則を表したカードです。


カードの例:

『許し』…自分自身の内なる罪悪感を解消すること。
間違って責めてしまったことを謝ること。
本当に理解すること。再びつながること。前向きに与えること。

「許し」のカードの画像
ギフト

カードの色:ピンク

ギフトのカード(裏)の画像


示すもの:

私たちに贈られている「才能、贈り物」を表しています。

ネガティブなカードで出てくる罠は本来贈られているギフトから目をそらすための妨害に過ぎません。

目の前の問題よりもギフトを選ぶことにより、現実的を変容させていくことができます。


カードの例:

『自由』…コミットメント(〜すると決める)と真実を追求し、「自由」というレベルに入る。
幸せをもたらし、自分を完全に与える状態になる。

「自由」のカードの画像
恩恵

カード色:白

恩恵のカード(裏)の画像


示すもの:

もうすでにある財産、手を伸ばせばそこにある……。

このカードは前人が残してくれたスピリチュアルな財産を示すものです。


カードの例:

『喜び』…願望実現。愛を受け取り、与えているという勝利感。愛との結びつき。

「喜び」のカードの画像
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セルフ・セラピー・カードイメージ画像

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