ゲスデレラってなに?
ゲスな女が愛されるって聞いたけど、本当なの!?
ゲスデレラとは、心理カウンセラーの心屋仁之助さんの著書「ゲスな女が、愛される」の中で語られたシンデレラが幸せになったのはゲスだったから!というエピソードから、生まれた造語。
つまり、ゲスな女が幸せになれるっていう話なんだ!
この記事では、「ゲスな女が、愛される」はどんな本なのか、ゲスデレラってなんなのか?
そんなことにじっくりお答えするよ。
- ゲスデレラとは何か
- 書籍「ゲスな女が、愛される」の内容
- 繰り返される恋愛トラブルの原因
- ゲスデレラになる方法
私自身が元々、非ゲスデレラ出身で尽くせば尽くすほど好きな男性にぞんざいに扱われてきました。
そんな私が今はゲスデレラに変貌しています。
【パートナーとの関係性】
- 毎日、労いの言葉と愛情表現
- 掃除・洗濯・料理は基本やってくれる
- 外出時はお弁当をつくって持たせてくれる
- 私ががんばった日にはご褒美を用意
- 記念日などは演出とサプライズ
そんな私が非ゲスデレラから、ゲスデレラになるために取り組んだことは徹底的な自己愛の研究でした。
実践をしてきた私が解説します。
“ゲスデレラ”って何?
ゲスデレラとは書籍「ゲスな女が、愛される。」のなかで生まれた造語。
シンデレラはゲスだったから愛された!
という強烈な切り口のエピソードから生まれた言葉です。
シンデレラが幸せになったのは、なぜなのでしょうか?
継母や姉たちに虐げられても健気に耐えたから?
我慢したから?
いいえ、そうではありません。
むしろ、あれだけ虐げられてもシンデレラはずぶといのです。
普通、あれだけのボロを着せられ、「私も舞踏会に行きたい!」と言えるでしょうか。
「舞踏会に行きたい!」
「きれいなドレスが着たい!」
「王子様と踊りたい!」
シンデレラは自分の置かれた立場なんか気にしません。
欲しいものをはっきりと
「欲しい!」
といいます。
そして、姉たちがガラスの靴の持ち主を装うのを尻目に、さらりと横から
「あ、それ私のでーす」
と現れ、ガラスの靴をはき、あっさり王子様をゲットしてしまいします。
与えられたものも遠慮なく受け取るため、幸せへの成り上がり方もとんでもない速さ!
つまり、シンデレラはずぶとく、図々しく、厚かましかったから幸せになれたのです。
そして、そんなゲスくて幸せになってしまう女性を「ゲスデレラ」と本書では語っています。
「ゲスな女が、愛される。」ってどういう本?
書籍「ゲスな女が、愛される。」は、心理カウンセラーの心屋仁之助さんが書いたゲスくて幸せな女たち、ゲスデレラの秘訣を説いた恋愛バイブル本です。
切り口もおもしろいのですが、本書はそれだけでなく、しっかり非ゲスデレラになってしまった女性たちの核心となる原因にも迫っています。
非ゲスデレラの起源に迫り、非ゲスデレラをゲスデレラに向かわせるための指南書となっているのです。
作者とこの本の評価
著者は心理カウンセラーで、現在はミュージシャンとしても活動している心屋仁之助。
大手企業に勤めていましたが、自身や家族の問題をきっかけに心理療法を学びはじめます。
そのことをきっかけに「自分の性格を変えることで問題を解決する」という「性格リフォーム」心理カウンセラーとして活動を開始しました。
本人も気づかない心の奥底にひそんだ「本音」をカウンセリングの中で見つけ出し、「言ってみる」ことで感情を浄化する独自の「言ってみる」カウンセリングスタイルは高い評価を得ています。
さすが心理カウンセラーが描いた恋愛バイブルといったところです。
単に相手の心を操作するような心理術ではなく、自分にフォーカスを当てて、内側から変革を起こしていくことで自信のない女性たちを励まし、勇気づける内容になっています。
本書だけでカウンセリング効果は高いと思います。
特に健気で、我慢しすぎな女性ほど読んでもらいたい一冊です。
ただ、そういう女性の中には、この「ゲスデレラ」の生態がわがままに見えて、嫌悪したくなる可能性があります。笑
しかし、この「嫌悪」という感情がまたキモで、過剰に相手を否定したくなるのは「自分自身が否定しているものだから」という理由があるからなのです。
この心の作用を心理学用語でシャドーや投影と言ったりします。
詳しくは下記もどうぞ。
素直に、「ゲスになっていいんですね!」「女って受け取るだけでいいんですね!」と思えると、より素晴らしいカウンセリング書になってくれることでしょう。
カウンセリング度 | (4.5 / 5) |
独自の視点度 | (4 / 5) |
読みやすさ | (5 / 5) |
実践のしやすさ | (5 / 5) |
- 女性として自信を持ちたい
- 尽くすばかりの恋愛を卒業したい
- がんばらなくても女性として幸せになりたい
- 男性に尽くされてみたい
ゲスデレラと非ゲスデレラの違い
ゲスデレラは
ありのままの自分で価値を信じ、愛を人から受け取るだけ!という受け取り上手な女性
を言います。
ゲスデレラに愛されるために条件はありません。
そのままで、ありのままで、愛されていると思っています。
むしろ、そもそも愛されているのであれもこれやってもらってもいいと思っているのです。
別にできなくても、ポンコツでも、その自分もかわいい!なんて思っているのです。
つまり、ゲスデレラは引き算の女性なのです。
引き算の女の愛される条件=特になし!(私のままでOK)
一方、非ゲスデレラはありのままの自分では愛されないと信じています。
だから、その自分に何かを足し算していかないといけないと思っているのです。
例えば、相手に「かいがいしく尽くす」ことや「頑張ること」や「人よりできること」など・・・。
できないと愛されない。
頑張らないと愛されない。
尽くさないと愛されない。
そんな、「〇〇しなくちゃ愛されない」という愛されるために条件を自分に課してしまっているのです。
そんな自分のままでは足りないと信じ、欠けたものを補うために足そうと努力をしてしまう女性を本書では、足し算の女と言っています。
足し算の女の愛される条件=自分+努力や成果
それでは、それぞれの違いが分かったところで、ゲスデレラの生態をじっくり解き明かしていきましょう!
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