繊細で感じやすい。
私、HSPなのかな?
この記事では「HSPとは?」という基本から、診断テスト、HSPが抱えやすい生きづらさとその解消法を解説していきます。
・私ってHSPなの?
・そもそもHSPって何? どんな特徴があるの?
・診断で自分がHSPって分かったけどどうすればいいの?
・生きづらさはどうやって解消したらいいの?
そんな疑問にお答えしていきます。
- HSPとは何かが分かります
- 【23の質問による診断テスト】あなたがHSPなのかが分かります
- HSPの4つの特徴(DOES)が分かります
- HSPの生きづらさの原因と解消法が分かります
- HSP理解のために最適な書籍が分かります
この記事を書くのは心理学×未来予測のブロガーのゆめです。
私自身が繊細な感覚を持つHSPで、かつてはひどい人疲れに悩まされていました。
そんな私が、現在はHSPのまま健やかに日常を送っています。
そこに至ったのは、自己理解を深め、自分の気質にあった選択をできるようになったため。
HSPの気質と上手に付き合っていくためには、まず自分理解を深めることが大切です。
HSPとは?
HSPとは、“Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)”の略。
「人一倍繊細な人」という意味を持っています。
アメリカの心理学者エイレン・N・アーロン博士が提唱した気質で人を含め、ネコ・イヌ・馬・猿などの高等動物に見られます。
その割合は全体の15〜20%程度。
つまり、5人の1人がHSPに該当するということです。
アーロン博士の研究によって、HSPの人はそうではない人を比べて、脳の神経システムに違いがあることが分かりました。
共感の働きを生む”ミラーニューロン”という神経細胞が働きやすいのです。
そのため、光や音、匂いはもちろん、相手の感情や場の空気などを周りの人は気づかない些細な変化を敏感にキャッチすることができます。
また、左脳よりも右脳が働きやすいことから、理論よりも感覚肌の人が多く、直感などのインスピレーションも優れていることが特徴です。
日本では近年、HSP「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本が発行部数45万部を突破。
お笑い芸人の中田敦彦さんがYouTube大学の授業で取り上げたことでも知られています。
詳しい書評は「【感想・ネタバレ】HSPの心理学ブロガーが「繊細さん」の本を読んでみた」もご覧ください。
さらに2019年には、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがSNSでHSPであることを公表して、さらに注目が集まりました。
HSPの診断テスト
それでは、アーロン博士による全23問のHSP診断テストを行っていきましょう。
感じたままに「はい」か「いいえ」のどちらかを選んでみてください。
- 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づく方だ 〔はい・いいえ〕
- 他人の気分に左右される 〔はい・いいえ〕
- 痛みにとても敏感である 〔はい・いいえ〕
- 忙しい日が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる 〔はい・いいえ〕
- カフェインに敏感に反応する 〔はい・いいえ〕
- 明るい光や強い匂い、ザラザラした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
〔はい・いいえ〕 - 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい 〔はい・いいえ〕
- 騒音に悩まされやすい 〔はい・いいえ〕
- 美術や音楽に深く心動かされる 〔はい・いいえ〕
- とても良心的である 〔はい・いいえ〕
- すぐにびっくりする 〔はい・いいえ〕
- 短時間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう 〔はい・いいえ〕
- 人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐ気づく(例えば電灯の明るさを調整したり、席を替えるなど) 〔はい・いいえ〕
- 一度にたくさんのことを頼まれるのが嫌だ 〔はい・いいえ〕
- ミスをしたり、物を忘れたりしないよういつも気をつける 〔はい・いいえ〕
- 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている 〔はい・いいえ〕
- あまりにもたくさんのことが自分のまわりを起こっていると、不快になり神経が高ぶる 〔はい・いいえ〕
- 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる 〔はい・いいえ〕
- 生活に変化があると混乱する 〔はい・いいえ〕
- デリケートな香りや味、音楽などを好む 〔はい・いいえ〕
- 普段の生活で、動揺するような状況を避けることを最優先にしている 〔はい・いいえ〕
- 仕事をする時、競争させられたり、観察されていると緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる 〔はい・いいえ〕
- 子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた 〔はい・いいえ〕
出典:講談社『ささいなことでもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはHSPの可能性が高いと思われます。
けれど、12個以下であってもその度合いが特に強ければ、HSPと言えるでしょう。
HSPは病院で診断できる?
HSPは病気ではありません。
生まれもった「気質」で、内気や明るいと同じ、キャラクターのようなもの。
そのため、基本的に病院ではHSPの診断を行っていません。
ただ、それでも「病院で専門的に診断してもらいたい!」という方のために、独自の診断方法でHSP診断を行っている病院を紹介します。
最新のQEEG(定量的脳波検査)で、脳波の状態からHSP診断を行ってもらえます。
ブレインクリニック東京院
住所:東京都中央区日本橋2-2-2 マルヒロ日本橋ビル5階
☎︎:0120-855-899
診療時間:10:00~19:00
不定休/電話予約は年中無休
住所:大阪府大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト7階クリニックセンター
☎︎:0120-464-707
診療時間:10:00~19:00
不定休/電話予約は年中無休
感覚が過敏である4つの要因を調べる「感覚プロファイル検査」を実施しています。
住所:千葉県千葉市中央区新町1-17 JPR千葉ビル4F
☎︎:043-301-7007
診療時間:火曜09:30~13:30、15:00~18:00
水曜10:00~13:30、15:00~19:00
木曜09:30~14:00
金曜09:30~13:30、15:00~18:00
土曜09:00~13:00、14:00~17:00
定休日/月曜・日曜・祝日休診
また、HSP自体は病気ではないものの、その敏感さから適応障害やうつ病に発展するケースもあります。
心の調子が悪いと感じたら、無理をせずメンタルクリニックやカウンセラーを尋ねてください。
私もオンラインカウンセリングを行っていますので、お気軽にお尋ねください。
コメント
コメント一覧 (2件)
HSP診断を病院でうけようとおもったきっかけになりました。
ありがとう^^
拙い記事ですがお役に立てて幸いです^^
こちらこそ、本当にありがとうございます(o^^o)