HSPの人ってモテるのかな?
モテるとは聞くけど、あまりそんな実感がない…。
そんな疑問にお答えします。
- HSPはモテるかの実態が分かります
- モテるHSPとそうでないHSPの違いが分かります
- HSPがモテるためにできるレッスンが分かります
この記事を書くのは自身も内向型HSPである心理学×未来予測ブロガーのゆめです。
私自身はHSPであるゆえに、彼氏にも気を使いすぎて恋愛が苦手だったタイプです。
実は、いろんなことに気づいてしまうHSPは相手に遠慮しがちで、恋愛が苦手な人が多いことも事実。
けれど「モテる」ということは、自分の持っている気質の活かし方だということに気づき、繊細な気質を認め、活かしはじめたところ、ぴったり肌の合うパートナーに巡り合うことができました。
そんな私が、HSPのモテ問題を深掘りしていきます。
HSPはモテる?
HSPの人はモテるのかー。
その質問の答えは「両極端である」が、最も妥当です。
それはつまりモテる人とそうでない人の2つに分かれるということ。
なぜ、同じHSPの人でもモテやすい人とそうでない人がいるのでしょうか。
それは、HSPの気質の活かし方にあります。
まず、そもそもHSPとは、“Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)”の略語で、「人一倍繊細な人」という意味を持っています。
アメリカの心理学者エイレン・N・アーロン博士が提唱した気質で、人を含め、ネコ・イヌ・馬・猿などの高等動物に見られます。
その割合は全体の15〜20%程度。
種を残すために、危機察知能力に優れた個体が一定の割合で生まれてくるというのです。
HSPの気質の特徴については、「【HSPとは?】23の質問によるHSP診断|生きづらさの解消法あり」もご覧ください。
そんなHSPは次のような特徴を持っています。
- 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づく
- 聞き役になりやすい
- 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
- とても良心的である
- 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐ気づく
- 物事を深く考察する
HSPは、敏感で人の気持ちや変化に気づきやすい。
また、感受性が高く、想像力が豊かという特徴があるのです。
そのような本来ある「気質」をうまく活かせている場合は、自分の長所が人にも伝わり、モテやすいのですが、その「気質」を否定している場合、モテにくくなってしまうのです。
モテるHSPとそうでないHSPの違い
モテるHSPとそうでないHSPの違い。
それは、「自分の気質を正しく理解し、自分と人のために活かせているか」。
これに尽きます。
モテやすいHSPは自己理解が深く、かつその自分の持っている気質を肯定して、人間関係の中で自分と人のために活かしています。
気質とは、元々あなたが持っているキャラクターのようなもの。
そのキャラクターを活かすことで、あなた自身も輝き、魅力的になり、結果それが人からモテやすい状況を作っていくのです。
一方、そうでないHSPは自身の気質への理解が不足していたり、「その気質があるから自分は生きづらいのだ」と自分を否定する気持ちが強い傾向があります。
自己否定をしていると、その人の魅力はどうしても半減し、結果モテにくくなってしまいます。
けれど、HSPの人は自己肯定感が低い人が多いことも事実。
それは敏感な感性を幼少期に家庭の中で否定されたり、「気にしすぎ」「打たれ弱い」などのレッテルを貼られやすいことに原因があります。
幼少期にありのままの自分を否定されると「気にしすぎ」「打たれ弱い」自分は、「ダメな自分だ」と、自己を否定する気持ちが強くなり、本来活かされるべき気質も活かされにくくなっていってしまうのです。
本記事の後半では、そんなHSPがモテるために自分の気質を活かすレッスンも用意しています。
その前にまず、モテるHSPが持っている気質をどのように活かしているのかを具体的に見ていきましょう。
モテるHSPの特徴1:気遣いができる
HSPは、環境や人の些細な変化に気づくことが得意です。
そしてモテやすいHSPは、その中でどのようにしたら相手が心地よく過ごせるのかを感じ取り、きめ細やかな気遣いをしてあげることができます。
デリケートな部分も察知できるため、相手からは「自分のことを分かってくれている」「見てくれている」と喜ばれやすいのです。
興味関心を持ってくれていることは相手からしても嬉しいことです。
また、恋愛などはまず興味関心という気持ちから始まっていきます。
モテやすいHSPは人より気づけるという能力を、さりげなく相手の心地よさのために使ってあげることができるのです。
モテるHSPの特徴2:聞き上手
HSPは受け止める力が強いため、聞き上手な人が多いことが特徴です。
人から相談を受けるだけでなく、聞く力を活かしてカウンセラーとして活躍している人も多くいます。
モテやすいHSPは、この「聞く力」を人間関係の中で上手に活かしています。
人は「一番自分のことに興味がある」生き物です。
また、脳の一番外側にある「人間脳」の性質上、人は普遍的に自己を表現したいという欲求を持っています。
ポール・D・マクリーン博士によって
提唱された「脳の三位一体論(triune brain)」
最下層は爬虫類脳 … 特性:安全を求め、反射で動く
2段目は哺乳類脳 … 特性:群れで動き、情動を感じる
3段目は人間脳 … 特性:自己表現、クリエイティブをしたいと感じる
HSPの持っているこの「聞く力」は自分を表現したいと思う相手の欲求を満たしてあげることができます。
また、聞くということは、本人にとっても他者から知らない知識を得る学びになり、相手からも「この人は私の話を真剣に聞いてくれる人だ」と信頼を得ることができます。
よって、聞く力を上手に活かしているHSPはモテやすくなっていくのです。
特に女性は辛い時など、「ただ話を聞いて共感して欲しい」という欲求も持っています。
そんな時、聞き上手なHSPは女性の心に寄り添うことができるのです。
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