モテるためのステップ3:自分の気質を人間関係のなかで活かす
自己理解を深め、自己否定を止めたあとは、きちんと自分の気質を活かしていきましょう。
まず、先ほど紹介していきたモテるHSPの特徴は以下の通りまとめます。
- 気遣いができる
- 聞き上手
- 記憶力がいい
- 調和をとってくれる
- 考察力が深く、思いやりが強い
- 感受性が豊かでロマンチスト
- 感覚と理論のバランスがいい
- 特定の分野で秀でている
これは、HSPのどんな気質を活かしているかというと、次の3つに集約されるのです。
- 察知する能力
- 感受性
- 深い考察力
まず、これらを自分のために活かしていってください。
なぜまず自分のために活かすのかというと、基本的に良心の力が強いHSPが自分はさておき人のためだけにその能力を使い尽くしはじめると、精神がすり減って、疲れてしまうためです。
自分のために、豊かな感受性で好きなものを考察したり、追求しましょう。
すると自然と秀でた分野が見つかっていきます。
また、場の空気を読めるなら、はじめは自分のためにその能力を使いましょう。
嫌なものを断ったり、避けるのも手です。
鋭い五感ケアのために、刺激をシャットアウトするアイテムを日常に取り入れるのもおすすめです。
そうした自分ファーストを貫くことで、次第に自己愛が育ち、自分の心地よい物・空間・人が把握できるようになっていきます。
その時にあなたの能力を注ぎたい人間関係の中で活かしていってください。
伝わる人にはしっかり伝わりますし、その中であなたの魅力が花開いていきます。
HSPが恋愛対象に選ぶべき相手
これまでモテるHSPの特徴と、そうでない場合の対処法をお伝えしていきました。
この章では、HSPと恋愛相性がよいタイプと悪いタイプについて書いていきます。
例え、HSPの気質を活かし、モテるようになったとして、恋愛対象に選ぶ相手を見誤ってしまうと幸せな恋愛から遠ざかってしまいます。
そうならないためにも、HSPに合うタイプと合わないタイプを見極めておきましょう。
HSPに合わないタイプ
HSPが恋愛をする上で合わない人は、利己主義の「テイカー」タイプです。
「テイカー」とは、全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授であり、組織心理学者のアダム・グランドさん著『GIVE&TAKE』の中で語られる人のタイプを表す言葉です。
『GIVE&TAKE』の中では、人は3種類に分けられると言われています。
それが、以下の通り。
人に惜しみなく与えるタイプ。
自己を犠牲にして人に尽くす自己犠牲型のギバーと、相手によって関わり方を変える他者志向型ギバーに分けられる。
真っ先に自分の利益を優先させるタイプ。
与えるより受け取る方が多くなるように行動する。
ギバーとテイカーの中間にあたり、損得のバランスを考えるタイプ。
相手がギバーならギバーとして振る舞い、相手がテイカーならテイカーとして振る舞うなど、与える量と受け取る量が一致することを目指す。
HSPは良心や思いやりの力を備えており、私の印象ではギバーが多いと感じています。
ただ、そんなギバーとテイカーの相性は正直最悪です。
テイカーと繋がりあった、ギバーは「自己犠牲型のギバー」になりやすく、思いやりや愛情を搾取されるようになってしまうのです。
すると、HSPは与える一方になり、恋愛関係もまるで主従関係のように変化してしまいます。
そんな恋愛はただ疲弊するだけ。
HSPはテイカーを避けるということが恋愛やその他の人間関係でもとても重要になっていきます。
テイカーの見抜き方は以下の通り。
【写真の使い方】
テイカーは自分の写真を実際以上によく見せたり、大きく使いたがる傾向があります。SNSのアイコンなどでも見分けることができます。
【主語が「I」】
与えること優先のギバーは主語は「WE」に対し、自分の利益優先のテイカーは主語が「I」になりがちです。
HSPに合うタイプ
HSPと合う相手は、先ほどの話とは逆で「ギバー」タイプと選ぶとよいでしょう。
なかでも自己犠牲型のギバーではなく、他者志向型ギバーがベストです。
他者志向型ギバーは、テイカーにも与える一方の自己犠牲型のギバーとは違い、相手がテイカーと判明した途端、自分の立場をマッチャーに変更します。
「相手を喜ばせること」というの目的のため、テイカーを避け、自分の行動の成果が上がりやすいマッチャーかギバーと積極的に関わることで成果のパフォーマンスを上げているのです。
他者志向型ギバーは優しく、パワーを削がれるテイカーを上手に避けているので、エネルギッシュな人が多いことが特徴。
貯蓄ならぬ貯信(信用の貯金)も高いので、人気もあります。
他者志向型ギバーの隣りにいることで、心地よい愛情の循環と同時に、エネルギーを他者に奪われず二人の発展のために使っていくことができます。
他者志向型ギバーの見分け方は以下の通り。
- 人に心地よく与えることができる人
- テイカーを上手に避けている
ただ、他者志向型ギバーの見抜き方は、自己の経験値をあげることがとても大切になっていきますので、自身も他者志向型ギバーになれるよう、与えることやテイカーを上手に避ける訓練をしていきましょう。
自身が他者志向型ギバーになっていくことは時間がかかりますが、結果よりよい選択に繋がります。
自分の経験値も上げて、ベストパートナーを選択していきましょう!
まとめ〜HSPの才能を活かしてモテを手に入れよう〜
HSPのモテ問題について書いていきました。
モテるHSPは「自分の気質を正しく理解し、自分と人のために活かしていること」が特徴です。
そして、そのポイントは自分のためにという「自分軸」をしっかり据えているということ。
HSPはその優しさゆえ、自分をさておき、人に尽くして疲れてしまう傾向があるため、まずしっかりと自分軸を据えた上で、持っている気質を活かしていくとよいでしょう。
自分軸がしっかりしているほどHSPと相性の悪いテイカーも嗅ぎ分けるのが上手になっていきます。
自分のために、あなたらしさを輝かせましょう!
モテるというご褒美は、あなたがあなたであり続けた時に現れる結果でしかありません。
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