
インナーチャイルドって嘘っぽいし、怪しい…。
そんなもの本当にいるの?
いるとしたら根拠はあるの?

この記事では「インナーチャイルドなんて嘘っぽい」と感じる方に向けて、そう感じる原因や対処法をお伝えしていきます。
- インナーチャイルドの存在の信憑性を説きます
- 嘘・いないと感じる原因を6つ紹介
- インナーチャイルドが見つけられない人の見つけ方を紹介
- インナーチャイルドへの「不信感」を拭う方法や書籍の紹介

この記事を書くのは、心理学専門ブロガーのゆめです。
私は元々、インナーチャイルドを怪しいと思っていた人間です。
けれど、親との確執や人間・恋愛関係でのどうしようもないつまづきから、心理学に没頭し、インナーチャイルドを癒す中で、自身の心の成長を肌で感じてきました。
「インナーチャイルドなんて嘘!怪しい!」と思っていたからこそ、どうして気になるのに嫌悪したくなるのかも気持ちも理解できます。
それでは、インナーチャイルドって本当にいるのか?
その存在の有無を確かめにいきましょう。
インナーチャイルドって本当にいるの?

結論からお伝えすると「インナーチャイルド」はどんな人の心の中にもいます。
なぜなら、インナーチャイルドとは幼少期から思春期にかけての成長の過程で身につけたありのままの自分ではいられないようなセルフイメージや価値観のことを指すため。
人は「生まれたまま」で素晴らしい存在ですが、どうしても、家庭や学校、社会などの人間関係の中で、他者と共存していこうと「自分を押し殺す時期」があります。
それが大人になっても残っていると生きづらさに繋がってしまうのです。
それは身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトなど、機能不全家族で育ったというだけでなく、誰しも、そういった時期を経ているものなのです。
あなたも一つや二つ、思いつくのではないでしょうか。
幼い頃に、「これを言ったら怒られる」と親の前で我慢をした経験。
そして、いい子にしていれば愛されると無理をした経験が…。

インナーチャイルドって自分の心の中に子供が住んでいるとかそういう話じゃないの?
そうなのです。
インナーチャイルド(内なる子供)というからには、自分の中に癒されない子供が住み着いているように思うかもしれませんが、それはあくまで、ありのままの自分を否定する「セルフイメージや価値観」をイメージ化したもの。
インナーチャイルドセラピーでは、そのようにイメージ化した「セルフイメージや価値観」と対話をすることで癒していくため、そのようなイメージが先行しているのです。
繰り返しますが、インナーチャイルドはどんな人の心の中にもいます。
子供時代に一切傷ついていないという人などそもそもいないわけですから。
「インナーチャイルドなんか会ったことがない!」
そう思う人の中にもちゃんとインナーチャイルドはいます。
唯一いないのは、セルフイメージや価値観を形成している最中の子供かもしれません。
そうして、私たちは子供時代に築き上げたセルフイメージや価値観を元に、人生を歩んで、仕事や恋愛相手などあらゆる選択をしていきます。
その意味でインナーチャイルドとは、あなたの人生の基盤とも言える大切な存在なのです。

コメント