自分軸を見つけたいけど、どうやって見つけたらいいのかな?
自分軸を見つけるワークを知りたい。
自分軸を見つけていくには次の2つのワークが有効だよ。
①ゴールデンサークル
②ハイヤーセルフと繋がるメタ質問
どれもあなたのコアとなる信念を見つけられるものだから、ワークを通して出てきた信念を大切に日々を送ることで、自分軸が育っていくよ。
- 自分軸を見つけるメリット
- 自分軸をつくるために必要なことは「信念を見つける」こと
- 自分軸を見つける2つのワークの紹介
自分軸を見つけるメリット
それでは実際に自分軸を見つけていく前に、自分軸を見つけるメリットを考えていきましょう。
そもそも自分軸とは、人生の主軸を「自分の価値観」においた生き方のことです。
自分軸で、生きている人は「〜しなければいけない」「〜でなくてはならない」といった、人や世間のルール・価値観に縛られることはありません。
外側のルールよりも自分が「どうありたいのか」「どうしたいのか」といった、自分の価値観を大切にしています。
自分軸を見つけていて、その軸が太く育っている人は、他人からの評価に簡単に揺らぐことが少ないのです。
人に振り回されることもなく、人生の選択を自分で選んでいるため、責任と自由を手にすることができます。
「どうありたいのか」「どうしたいのか」。
この自己決定が人の幸せを結びついていることを証明したのが、神戸大学社会システムイノベーションセンターの西村和雄特命教授と、同志社大学経済学研究科の八木匡教授による「人の幸せと関係するもの」についてのアンケート調査です。
参考記事:所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査
調査したのは次の5つ項目です。
- 所得
- 学歴
- 自己決定
- 健康
- 人間関係
その結果、健康、人間関係に次いで、「自己決定」が幸福感に強い影響を与えていると明らかになりました。
人は、所得や学歴よりも自分の人生を選択することで、幸せを感じやすいことがこの調査で分かったのです。
そのほか、自分軸で生きていくことで、次のようなメリットを得ることができます。
- 自己肯定感があがる
- 自分の気持ちと人の気持ちの両方を大切にできる
- 他人の評価が気にならなくなる
- やりたいことが増え、意欲的になる
- 本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになる
- 付き合いたくない人との関係が終わる
- 他人と比べなくなる
- 自立した恋愛ができる
自分軸で生きることのメリットは「【自分軸・他人軸の違い】他人軸になる原因と自分軸で生きる4ステップを解説」の記事でも書いていますので、合わせてご参照ください。
また、自分軸になっていくために読むべき本は「【自分軸になるために読むべき本5選】自分軸を強化し、思い通りの人生を!」でもまとめています。
ぜひ、あなたに合った一冊を見つけてみてください。
自分軸をつくるために必要なこと【結論】信念を見つける
自分軸をつくるには「自分の中にある信念」を見つけ出す必要があります。
人には必ず「信念」があり、その信念に沿って、言葉を発し、行動し、日々を送り、やがてそれがあなたの人生をつくっていっています。
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの有名な言葉はご存知でしょうか。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
ウィリアム・ジェームズ
自分の行動、思考を変えていくには、まず最もコアな信念が大切なのです。
信念を見つけ出し、大切にすることであなたの自分軸が次第にたくましく育っていきます。
信念の見つけるために有効な2つの方法
信念を見つけていくためには次の2つの掘り下げが有効です。
- 「なぜそうするのか?」を掘り下げる
- 欲求を太らせ、本当の願いを見つける
信念を見つける方法1:「なぜそうするのか?」を掘り下げる
人の行動には行動するだけの理由があります。
行動の下には、思考や信念が隠れているのです。
つまり、「その行動を取ったのはなぜか?」と掘り下げていくことで、あなたの信念に出会うことができます。
先ほどのウィリアム・ジェームズの言葉を「習慣→行動→心」と逆にさかのぼっていくイメージです。
信念を見つける方法2:欲求を太らせ、本当の願いを見つける
これは「メタ認知」を利用した信念の見つけ方です。
アメリカの心理学者ジョン・H・フラベル氏が定義した心理学用語。
「自分自身を超越した場所から客観的に見ること」を指します。
欲求が完全に満たされた自分を想定をすることで、その自分が「この世界でどうありたいのか」という感覚を感じるやり方です。
内側に掘っていくのではなく、外側に広げることで、本当の願いを見つけにいくイメージです。
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