自分軸で働くとどうなるの?
自分軸と仕事の関係が知りたい。
自分軸で働ける人は大成しやすいことが特徴だよ。
それは、今度ジョブ型組織の移行が叫ばれていることで、何かしらの専門家(クリエイティブクラス)の需要が増えてくるから!
やりたいことを貫く自分軸の人は社会的にも成功しやすくなるんだ。
- なぜ、自分軸を持つ人は仕事でも大成しやすいのか
- 自分軸で働いた時に得られる5つのギフト
- 自分軸を活かすおすすめの働き方
- 他人軸で仕事をした場合の危険性
私自身が、他人軸から自分軸に移行する中でキャリアアップを重ねてきました。
現在は、企業で働きつつ「心理学×未来予測」の分野の独立を目指しています。
「やりたいことで豊かになる!」を目標に、心理学や未来予測の分野から豊かになる方法を伝えています。
あなたは今後、社会が求めるのはどんな人材だと思いますか?
- 求められることをソツなくこなせる
- 仕事の正確性
- スピード
- 周りの空気を察する能力
もちろん、それらも大切なことではありますが、今後求められる人材とは「自分軸を持っている」と言うことがより重要視されるでしょう。
なぜ、自分軸を持っている人間が仕事でも活躍していけるのか。
この記事では、自分軸と仕事の関係性について掘り下げていきます。
自分軸とは何か
自分軸・他人軸の「軸」とは、「人生における主軸」を意味します。
つまり自分軸とは、人生の主軸を「自分の価値観」においた生き方のこと。
自分軸で生きている人は「こうありたい」「こうしたい」という自分の意思で行動していきます。
反対の言葉に他人軸があります。
他人軸は人生の主軸を「他人の価値観」においた生き方のことで、「こうしなければいけない」といったルールで行動する傾向があります。
仕事で大成していくために自分軸は必須
強い意思がある自分軸の人は、仕事でも大成しやすくなります。
組織の中でもきちんとキャリアを積み上げていくことができ、必然的に責任あるポジションに抜てきされることも多くなっていきます。
なぜか。
それは未来予測にも関わってきますが、今後はジョブ型組織への移行が進み、さらにその中で、人材はより専門性(クリエイティブクラス)を求めるようになるためです。
そこで自分の「こうありたい」「こうしたい」を貫く自分軸を持った人が活きてきます。
また、自分軸になっていくために読むべき本は「【自分軸になるために読むべき本5選】自分軸を強化し、思い通りの人生を!」でもまとめています。
ぜひ、あなたに合った一冊を見つけてみてください。
未来に必要な人材“クリエイティブクラス”
現在の日本の多くの企業の働き方は、メンバーシップ型と呼ばれています。
メンバーシップ型とは、入社当時には具体的にどのような仕事をするのかは決まっておらず、社員になると異動で様々な職種を経験させつつ、長期的に育成していく方法です。
終身雇用が前提で安定はしますが、専門知識を身につけにくいことが特徴です。
一方アメリカではジョブ型雇用が一般的。
ジョブ型では、初めからポジションの専門性が求められます。
専門的なスキル・知識を活かし、ジェネラリストではなくスペシャリストとして働いていくのです。
ジョブ型は短期間で転職を繰り返しながら、スキルアップを目指す傾向があります。
そして、今後多くの企業がジョブ型へ移行する未来が見えてきています。
そんな時に必要になってくるのが、専門性を持ったクリエイティブクラスと呼べる人材です。
クリエイティブクラスの詳しい解説と具体的ななり方については「【クリエイティブクラスとは?】好きなことに100%時間を使う働き方のススメ」も参照ください。
彼らは自分の得意とする専門分野で社会に貢献しようとする人材です。
クリエイティブクラスは高い好奇心があり、世の中のまだ解決されていない課題にも果敢に立ち向かいます。
そんなクリエイティブクラスにはどんな人材がなっていけるのかと言うと、
「こうありたい!」
「こうしたい!」
という、自発的な意見や意欲を持った自分軸を持っている人なのです。
現段階で高い専門性はなくても、自分軸のある人は好奇心が強いので、仕事やプライベートの趣味などで専門性を身につけていく可能性は高いでしょう。
自分軸で働くとフリーランスや起業の道も見えてくる
自分軸で働くと、「やりたい!」という高いモチベーションで興味のある分野の専門性を極めていくことができます。
すると、自然とフリーランスや起業の道が見えてくることも多くなります。
アメリカでは、労働人口約1億6000万人のうち約35%が何らか形でフリーランス業務に携わっています。
「こうありたい」を軸に働いていくほど、結局のところ、企業に依存しない自立した働き方に行き着く場合も多いのです。
そもそも自分軸が強いほど、「自分でしたい」という欲求も強くなるため、誰かの指示の元で働くことが窮屈に感じることもあります。
自分軸で働くことで得られる5つのギフト
自分軸で働いた時に得られるものは、次の5つです。
- やりがい
- 能力・スキル
- 成果
- 時間
- 発想・アイディア
それでは、一つずつを掘り下げていきましょう。
ギフト1:やりがい
自分軸で働く人は、「やらされている」感覚を嫌います。
自分の意思が強いため、仕事にも自分なりの動機づけが必要です。
そのため、例え苦手な業務が出てきた場合も「〇〇だからやる」と自分のモチベーションを下げない動機づけを上手に行います。
さらに仕事を通じて自らの経験値をあげていくので、軸もより強固になっていきます。
ギフト2:能力・スキル
自分軸で働く人は、自分の意思で「やっている」と言う感覚で働いています。
自発的に動くため、物事の吸収スピードが早く、能力やスキルも手に入れやすくなります。
手に入れた能力やスキルを磨き、新しいプロジェクトや分野にも活かしていくでしょう。
自然と専門家への道も開きやすくなります。
ギフト3:成果
モチベーションを保ち、かつ仕事を通じて、能力・スキルを磨いていく自分軸の人は、仕事でもきちんと成果をあげることができます。
また、責任感も強いため、受けた仕事をしっかり完遂しようとします。
ただ、言われたことをやるタイプではないので、仕事の中で「もっとこうした方がいい」などの提案も行うことも多いでしょう。
その結果、効率よく成果をあげることができます。
ギフト4:時間
自分軸がしっかりしている人は、自分の人生そのものを大切に考えています。
「やらなければならない」に忙殺されるのを嫌うため、上手に効率化をはかり、自分のプライベートもしっかり確保する人も多いでしょう。
また、自分の得手・不得手を心得ているため、不得手な分野は他の得意な人にお願いするなど、効率を考えた仕事の采配も行っていきます。
ギフト5:発想・アイディア
自分軸の人は、好きなことやその周辺情報への興味関心が強くインプットも上手に行います。
そのため、情報同士をつなぎ合わせて新しい発想やアイディアを生み出すことも多いでしょう。
「こうしたらおもしろいんじゃないか」
そうした発想を仕事に活かせることでさらにやりがいを感じやすい状態を作っていきます。
自分軸を活かすおすすめの働き方
自分軸の人はどんな働き方をしたらいいのでしょうか。
私がおすすめしたいのは、次のステップです。
- まずは夢中になれる職種(新卒向け)
- 次に将来に役立つスキルが得られる仕事(転職向け)
- 最終的にフリーランスもしくは起業
それでは、それぞれについて掘り下げていきましょう。
自分軸を活かす働き方1:まずは夢中になれる職種(新卒向け)
自分軸で生きている人は自分の情熱が動力の中心になっています。
自分が「やりたい」と言う自発的な気持ちが傾かない仕事内容や環境下では、本来の力を発揮することができません。
そのため、まず企業に就職をしていくのであればあなたが「夢中になれる職種」を選ぶとよいでしょう。
自分がワクワクできることは何か、あなたの心の声を頼りに選んで行ってください。
また、人生の棚卸しをし、子供の頃に夢中になったことを洗い出すのも有効です。
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