
自分軸で生きると引き寄せやすくなるって聞くけど本当?
欲しいものを引き寄せられる体質になりたい。

自分の気持ちを大切に生きる自分軸になるほど、本音と願いが一致し、引き寄せも起きやすくなるよ。
この記事では自分軸になって欲しい現実を引き寄せる方法を解説するね!
- 引き寄せの法則の仕組み
- 【2ステップで解説】自分軸の作り方とすぐに実践できる引き寄せの法則
- おすすめの引き寄せの法則の本4選

自分軸で生きると引き寄せ上手になる理由

自分軸で生きていくほど、引き寄せ上手になっていきます。
そもそも引き寄せの法則とは「本音で意識しているものを引き寄せる」という性質のものです。
「〜したい」「〜でありたい」という自分の気持ちを大切に生きる自分軸の人は、潜在意識(本音)と顕在意識(願い)が一致しており、引き寄せも起きやすくなっていくのです。
また、それだけ自分の気持ちに寄り添える人は、自己肯定感も高く、自分は認められている存在である・愛されている存在であるという自信があります。
すると、現実世界にも認められる・愛される出来事を見つけやすくなっていくのです。
けれど、周りの評価を気にして「〜しなければいけない」「〜でなくてはならない」といった周囲の価値観を基軸に生きる他人軸になってしまうと、自分の願いが見えにくくなり、欲しい現実も引き寄せにくくなってしまいます。
自分軸と他人軸の違いについては「【自分軸・他人軸の違い】他人軸になる原因と自分軸で生きる4ステップを解説」の記事も参照ください。

引き寄せの法則の仕組み

そもそも、なぜ人には「本音で意識しているものを引き寄せる」性質があるのでしょうか。
引き寄せの法則の仕組みを脳科学・心理学の面から解明していきたいと思います。
まず人の脳には、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)、通称RASという神経組織があります。

このRASは脳の中にある情報フィルターです。
人の五感はとても繊細にできていて、日々、数えきれないほどの情報を把握しています。
けれど、全てを受け止めてしまうと、脳が情報を処理しきれずパンクしてしまいます。
そのため、RASが必要か・そうでないのかをフィルターにかけてくれているのです。
RASのフィルター機能を分かりやすく解説できるのが、心理効果のカラーバス効果とカルテルパーティー効果です。
カラーバス効果〜意識したものが目に入る〜

ここでカラーバス効果を感じるため、ちょっとした心理実験をやっていきましょう。
- 目を閉じて、「青・青・青・青・青」と5回唱えてみてください。
- 次に、目を開けて周辺の景色を見渡してみてください。
いかがでしょうか。
無意識に「青」のものを探していませんか?
もしくは、「青」のものに目が止まっていませんか?
「カラーバス効果」とは、特定の色を意識すると自然と同じ色が目に入り込んでくる心理効果のことです。
このように少し意識を変えるだけで、人は無意識に特定の情報を拾いにいってしまうのです。
カクテルパーティー効果〜意識したものが耳に入る〜

1953年に心理学者のコリン・チェリーによって提唱された「カクテルパーティー効果」は、カラーバス効果と似たような心理効果があります。
カクテルパーティーのような騒がしい空間では、たくさんの人がそれぞれに雑談をしていますが、その中でも自分に関係のあること、興味のあること、名前などを自然と聞き取ることができます。
人は、視覚と同じように聴覚でも無意識に情報の選択を行っているのです。
あなたにも思い当たることはないでしょうか。
秘密の話に思わず耳をそば立てたり、好きな人の名前に反応をしてしまったり…。
また視覚面で言えば、新車の購入を決めた途端、同じ車種を街中でよく見かけるようになったり、自分が妊娠した時に、妊婦さんをよく見つけることもあるかもしれません。
このように、気になるものを見つけにいく力のことを私たちは「引き寄せの法則」と呼んでいるのです。
そして、自分軸の人ほど「〜がほしい」「〜したい」など、自分の本音に素直なため、この「引き寄せの法則」を無意識で上手に使い、欲しい現実を手にしていくことができるのです。
引き寄せがうまくいかないパターン3選

ここからは、引き寄せがうまくいかないパターンを3選紹介します。
このパターンに陥っていないかにまず注意し、この後で紹介する「自分軸の作り方とすぐに実践できる引き寄せの法則」を行っていきましょう。
パターン1:願いと本音がズレている
引き寄せがうまくいかないパターンで最も多いものが本音と願いがズレていることです。
例えば、「愛されたい」が願いだったとします。
けれどなぜ、「愛されたい」のかを内観していった時、「私は愛されない・認められない存在だから」という本音が出てきたとします。
すると、引き寄せでは「私は愛されない」という本音が現実世界に反映されてしまうのです。
他人が噂をすれば、「悪口を言われている」と感じるかもしれませんし、好きな人が誰かと話すのを見かけただけで「やっぱり私には無理だ」と思うかもしれません。
願いと本音では本音の方が強いため、「愛されない」現実ばかりを見つけて、欲しいものがいつまでも手に入らなくなってしまいます。
願いがうまく叶っていかない時には、願いと本音がズレていないかを内観していく必要があります。
パターン2:願いに執着している
このパターンも非常に多くある例です。
願いに執着している状態とは、願いを握りしめ過ぎている状態です。
執着心には「何かを失うことを恐れ、しがみつきたい気持ち」という意味も含まれています。
執着の奥には「それが手に入らなければ私は幸せになれない」という本音が隠されているのです。
すると、欲しいものを手にできていない今は幸せではないという意識があるため、現実には何か物足りない、幸せではないという状態を引き寄せやすくなってしまいます。
願いを抱く時には、その願いを考えた時にワクワクできるかという視点で願いを見直してみるといいでしょう。
願いと執着の違いはそのことを思った時、ワクワクできるか、苦しくなるかの感覚の違いがあります。
パターン3:人をコントロールしようとしている
相手が自分の思い通りになって欲しいという願いは、叶いにくいことが特徴です。
なぜなら、相手をコントロールしようとすること自体、自分軸ではなく他人軸の考え方になるため。
相手にも相手の意思がありますし、コントロールされようとすると相手にも抵抗が湧きます。
また、コントロールは相手の意思を尊重するものではないため、そういった人間関係自体が長続きしません。
欲しい願いがあった時は、相手ありきではなく、自分で完結できるものに書き換えるといいでしょう。
例えば、「〇〇さんにこうしてほしい」ではなく、「私はこうしたい」と思えるものに変更していきましょう。
自分軸になって引き寄せる方法

それでは、いよいよ自分軸になって欲しいものを引き寄せていく方法をお伝えします。
まず、引き寄せの法則を上手に使っていくためには、自分軸をしっかり持つことが大切です。
次の2ステップの順に行っていきましょう。
- 自分軸の構築
- 引き寄せの法則を使う
自分軸の構築
自分軸の構築は、あなたの自分軸の強さの度合いに合わせて4つの作り方があります。
- 自分軸がとても弱いを感じる方…カウンセリング。
- 自分軸が弱いを感じる方…ラベリングと小さな欲求を叶える練習。
- 好き嫌いは分かるが「〜やりたい」「〜でありたい」が明確でない方…本当にやりたいことを見つける練習。
- やりたいことははっきりしているが、もっと自分軸を強めたい方…自分のなかの信念を見つける練習。
3つの自分軸の作り方は、「【保存版】自分軸の見つけ方と作り方|今からあなたの信念が分かる!」の記事で詳しく、方法を解説していますので、こちらをご覧ください。

また、自分軸になっていくために読むべき本は「【自分軸になるために読むべき本5選】自分軸を強化し、思い通りの人生を!」でもまとめています。
ぜひ、あなたに合った一冊を見つけてみてください。

引き寄せの法則を使う
引き寄せの法則は、次の手順で行っていきます。
- 本音と向き合い、自分軸で願いを選定する
- 願いを紙に書き、アファメーションとして毎日唱える
それでは、それぞれのステップを見ていきましょう。
ステップ1:本音と向き合い、自分軸で願いを選定する
まず、願いはあなたの本音に沿ったものでなくてはいけません。
そして、うまくいかない3つのパターンを避けていきましょう。
引き寄せの法則がうまくいかない3つのパターンのうち、次の2つに該当していないかをチェックしながら、願いを選定していきます。
- 願いと本音がズレている
- 人をコントロールしようとしている
まず、願いが出てきたら、それが本音に沿っているものかチェックをします。
例えば、「お金が欲しい」が願いだったとします。
その願いに「なぜ?」と自問し、願いを掘り下げていきます。
「お金が欲しい」
ーなぜ?
「自由が欲しいから」
ーなぜ?
「時間富豪になって生きていきたいから」
このような内観をしていくと、お金を手に入れたい本当の理由が見えてきます。
そうしたとき、この例では本当に欲しいものはお金という物質ではなく、お金を手にすることによる経済的自由と時間の自由であることが分かります。
また、この願いは人をコントロールしようとしているものではないので、その点も問題ありません。
ステップ2:願いを紙に書き、アファメーションとして毎日唱える
次に、願いを紙に簡潔に書き起こします。
先ほどの例で見ていくと、
「私はお金と自由を手に入れます」
がシンプルでいいのではないでしょうか。
書き起こしたアファメーションを実際、口にしてみます。
口にした時ドキドキ・ワクワクする感覚があれば、その願いはあなたの本音にきちんと沿っていますし、引き寄せがうまくいかない最後のパターン「願いに執着している」にも該当しません。
執着しているかどうかはこのワクワクがあるかないかです。
自分の感覚値を大切にアファメーションも決めていきましょう。
ワクワクできる願いであれば、そのまま、毎日唱えてみてください。
次第に気持ちが好転し、「私はお金と自由を手に入れている」という現実が目に止まりやすくなっていきます。
そうなると、より「お金と自由」があなたの手元に入っていきやすくなるので、その現実も喜び、受け取っていってください。
引き寄せの法則のおすすめの本4選
ここでは引き寄せの法則を使うのに役立つ書籍を4冊紹介していきます。
新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え 引き寄せパワーを高める22の実践
ベストセラーでもあり、引き寄せの法則の原点でもある一冊です。
著者のヒックス夫妻と「エイブラハム」というスピリチュアルガイドとの対話から明かされる「引き寄せの法則」の実態と実践法が惜しみなく書かれています。
「願いを絶えず抱き、それを実現させて生きることが、あなたの生まれながらの権利です」
そう伝える本書には、「人はなぜ生まれてきたのか?」「人生の目的は?」といった深い気づきや洞察もふんだんに盛り込まれています。
今後の人生の指針となってくれる一冊です。
いつでも引き寄せの法則 願いをかなえる365の方法
「エイブラハムの教えを網羅した小さな本が欲しい…」
そんな声に答えて出版された本書。
先に紹介した「願えば、かなうエイブラハムの教え」をはじめとしたエイブラハムの教えが、宝石のように散りばめられた一冊です。
エイブラハムの教えを365に厳選してかわいらしいイラストと共に紹介されています。
1ページ完結なので、気になったところから読み進めることや、お守りのように持ち歩いて、いつでも必要な言葉を引き出すことができます。
サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣
児童書としてもおすすめなのが「サラとソロモン」です。
願いと現実がちぐはぐだと悩む少女サラが、賢いふくろうのソロモンから幸せに生きる方法を学ぶ物語。
引き寄せの法則のハウツー本ではないのですがソロモンが伝えることは、引き寄せの法則の本質的な考えが詰まっています。
本質を知らず、形だけ引き寄せを真似てもうまくいかないことがありますので、サラと共に幸せの秘訣を知る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
マンガでわかる 引き寄せの法則
実践用としておすすめなのが「マンガでわかる 引き寄せの法則」です。
ストーリーを通して、引き寄せの法則のポイントが分かりやすく解説されています。
特によいのが「ネガティブ」な感情の取り扱い方も丁寧に扱われている点です。
引き寄せの法則はポジティブな思考を自分の中に取り込むものですが、メンタルブロックが強い場合は、それがスムーズにいかない場合があります。
このメンタルブロックを取り外す方法として「ネガティブノート」をつけて、感情を浄化させる方法なども紹介されています。
まとめ〜望む未来を引き寄せよう!〜

以下、この記事のまとめです。
引き寄せの法則=「本音で意識しているものを引き寄せる」性質のもの
「〜したい」「〜でありたい」という自分の気持ちを大切に生きる自分軸の人は、潜在意識(本音)と顕在意識(願い)が一致しており、引き寄せも起きやすい
人の脳は意識した情報を積極的に受け取る傾向がある
それを説明するのが、カラーバス効果とカクテルパーティー効果
- カラーバス効果…意識したものが目に入る
- カクテルパーティー効果…意識したものが耳に入る
- 願いと本音がズレている
- 願いに執着している
- 人をコントロールしようとしている
- 自分軸の構築→「【保存版】自分軸の見つけ方と作り方|今からあなたの信念が分かる!」参照
- 本音と向き合い、自分軸で願いを選定する
- 願いを紙に書き、アファメーションとして毎日唱える
- 「新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え 引き寄せパワーを高める22の実践」→ベストセラーでもあり、引き寄せの法則の原点
- 「いつでも引き寄せの法則 願いをかなえる365の方法」→必要な言葉をいつでも引き出せる引き寄せの法則のガイドブック
- 「サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣」→引き寄せの法則の本質を書いた物語
- 「マンガでわかる 引き寄せの法則」→感情の扱い方が丁寧に書かれている。実践向き
自分軸を持ち、本当に欲しいものを手に入れにいきましょう。
一歩を踏み出すあなたを応援しています。
最後に。
自分軸で生きていくための完全ロードマップは「【保存版】自分軸とは?|自分軸で生きていくための完全ロードマップ」でもまとめていますので、合せてご参照ください。

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